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改良材ともいう。 |
腐葉土 (フヨウド) |
広葉樹の落ち葉を堆積・腐熟させたもの。堆肥の高級品といわれる。
土の団粒化を高める。
土壌改良を目的として、赤玉土などと混ぜて利用される。 |
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保水性・保肥性・通気性を高める。 |
※ |
握って崩れるくらいのが良品とされる。 |
※ |
腐熟とは、発酵して腐ること。 |
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完熟したものを使用しないと、植物の根を傷める。 |
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ピートモス |
湿地の水ゴケやアシなどが長期間堆積して腐敗した一種の泥炭土。
空気が体積の約7割。
山野草などでは、赤玉土と同時に使う。 |
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軽い・保水性・通気性がよい。 |
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基本は酸性。 |
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酸度調整されたものもある。 |
※ |
ピートモスが多すぎて、根が酸欠になり枯れてしまうもある。
(水で満たされすぎて、空気がなくなってしまう為。)
⇒ 通常は、ピートモスの割合を3割以内にしておく。 |
※ |
欧州ではコンテナ栽培に単用されるが、日本では夏の高温多湿では水もちが良すぎる為、改良材として利用される。
⇒ 欧州産の植物を栽培する時は注意する。 |
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バーク堆肥 |
樹皮の皮をチップ状に砕き、米ぬかなどを加えて発酵させた堆肥の一種。
腐葉より固いため、有機質が長持ちする。
花壇用堆肥や、コンテナ栽培で赤玉土などと配合して用いる。 |
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くん炭 |
もみ殻をいぶし焼きしたもの。
川砂と合わせて挿し木用土に用いたりする。
酸性用土に加えて中性化させたりする。 |
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バーミキュライト |
雲母系る蛭石(ヒルイシ)を高温で焼いて作った人工土。
→ 蛭石をパーキュライトと呼ぶこともある。
挿し木用や、鉢土の通気性をよくする為の改良材として用いられる。
粘土質との乱用は避ける。
建設資材としても使われる。 |
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保水性・保肥性を高める。 |
◇ |
多孔質で、軽くて無菌。 |
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セントポーリアなどの、軽くて通気性のよい土を好む鉢土の改良材などに使用されることが多い。 |
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パーライト (真珠岩パーライト) |
真珠石を高温で燃焼させ作った白色の発泡状の人工土。
川砂やバーミキュライトと配合して、挿し木やコンテナ栽培用に使用される。 |
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黒曜石パーライト |
単にパーライトという時は、真珠岩パーライトのことを指すことが多い。
真珠岩よりも独立した気泡が多く、粉末からこぶし大まで様々な大きさがある。
コンテナ栽培向き。
角ばったタイプは水やり時に浮かんでこない。 |
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通気性・水はけ・断熱性・耐火性に優れている。 |
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真珠岩パーライトよりも、より通気性にすぐれている。 |
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軽くて、無菌で多孔質。 |
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ヤシ殻活性炭 |
有害物質を抑え、肥料成分を蓄える役割を果たす。
単独で用いることはない。 |
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生ゴミ堆肥 |
家庭で出る台所の生ゴミや庭の雑草などを堆積・腐熟させて作った堆肥。
土壌改良材といての効果がある。
花壇や菜園の土つくりによい。 |
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川 砂 |
河川に堆積した砂。
様々な種類がある。 → 矢作砂(ヤハギスナ)、富士川砂、など。
建設資材としても利用される。 |
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珪藻白土 (ケイソウ) |
珪藻土(ケイソウド)を焼いたもので、粒状のものや粉状のものがある。
コンテナの鉢底に敷いたりする。
※珪藻 → 淡水から海水まで広く分布する。
単細胞性の藻類のこと。
これの化石が珪藻土。 |
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保肥性を高める。 |
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根腐れを防ぐ。 |
※ |
珪藻 → 淡水から海水まで広く分布する単細胞性の藻類のこと。
珪藻の化石が珪藻土。 |
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牛ふん堆肥 |
牛ふんを発酵させた堆肥の一種。 |
◇ |
通気性・水はけを高める。 |
◇ |
繊維質と肥料分に富む。 |
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