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アブラナ 〔油菜〕
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 アブラナ〔油菜〕とは
 アブラナとは、アブラナ科アブラナ属の植物のことで、古くから食用野菜や油を採取するために世界中で栽培されている。
アブラナには多くの品種があるが、一般的には広く栽培され有用活用される「セイヨウアブラナ」〔西洋油菜〕のことを指すことが多い。
他のアブラナ科の植物にはキャベツやブロッコリーなどがある。
 アブラナ科の植物は頑強な性質を持ち、各地に自生するために雑草とみなされることもあるほど染み深い草花でもあるが、作物として利用されてもいる。
一般家庭で観賞用に栽培されることはほとんどないが、河川敷や空き地などに植えられることもあり、群生して開花する様はとても見事。
 日本では古くから田畑の裏作として栽培され、油採取されていた。
昭和30年代末頃から安価な外国産のナタネが大量輸入されるようになり、国内生産が衰退していった。
名 前  アブラナ〔油菜〕
別 名  ナノハナ〔菜の花〕
 ハナナ〔花菜〕
 ナバナ〔菜花〕
 ナタネ〔菜種〕
類 別  アブラナ科 [Brassicaceae]
 アブラナ属 [Brassica]
学 名  Brassica campestris
性 質  一年草、 二年草 / 強健
原産地  欧州
開花期  4月
花言葉  「活発」 「快活」 「豊かな力」
日本の気候では、一年草が多い。
一部の品種に中央アジア原産のものもある。
 アブラナ〔油菜〕の特徴
花の特徴
アブラナは、鮮やかな明るい黄色をした十字型をした花を、花茎の先端にまとまって咲かせる。
太陽に向かって向きが変わる性質がある。
時間がたつと、茎が間延びする。
果実の特徴
アブラナの果実は細長く、中に黒くて丸い種子が一列に並んでいる。
種子には油が豊富に含まれており、油をしぼって使用される。
食用油、機械油、灯油など。
38~45%の油を含み、これを圧搾や抽出法で採取する。
油を絞ったかすが「油かす」で、飼料や園芸用肥料として使用される。
油の採取には、セイヨウアブラナ〔西洋油菜〕の品種がよく使用される。
草丈は60~80cmほどで、葉には強い縮みがある。
ナノハナ〔菜の花〕
 ナノハナとは、春に黄色い花を咲かせるアブラナ科の花の総称で、一般的にはアブラナのことをナノハナと呼ぶ傾向がある。
ナノハナという特別な植物があるわけではない。
花茎の先端に十字型の黄色い花がまとまって咲くタイプ植物を古くから一般的に「ナノハナ」と呼んでいる。
(アブラナ科の花の特徴)
ナノハナ〔菜の花〕とは
アブラナ〔油菜〕の花(写真) アブラナ〔油菜〕の花(写真)
 アブラナ〔油菜〕の栽培
アブラナは一般的に、日当たりと水はけのよい、やや乾燥気味の場所を好むが、こぼれ種により繁殖・増殖し、やがて群生するようになるという、とても丈夫な植物でもある。
道端や野原などにもよく自生している。
植え付け適期は9~10月(寒地は、9月頃)で、じかまきで、30cm間隔に10粒ほど種をまいていく。
葉が出てきたら、適宜4~5本に間引いていく。
元肥の他に化成肥料を与えると、さらによく育つ。
栽培はやさしい方であるが、虫がつきやすいのが難点。
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