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原 種 |
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クサボケ 〔草木瓜〕 Chaenomeles japonica |
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日本原産のボケ。
道路脇の斜面、畔畔など、どこにでも、自生している。
高さは50cmほどに成長する。
地ぎわから多くの枝を出し、枝の所々に1cmほどのとげがある。
花期は通常4~5月で、朱赤色の花が咲く。
花後は円形の果実をつける。 |
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日本原産のボケは、このクサボケだけ。 |
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中国原産のボケで、薬用植物として中国より渡来する。
高さは1~2mに成長する。
株は直立で、小枝が多く発生する。
花期は、3~4月。
洋梨型をした果実が実る。 |
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園芸品種 |
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クサボケから改良されたものもの。
盆栽として仕立てられることが多い。
二季咲きで、春の花は2~4月、秋の花は10月~11月に咲く。
多くの花を咲かせ、実のつき方がよい。
枝が細く、葉が小型でやや光沢がある。 |
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長期間花を咲かせることから名づけられた。 |
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同じ株の中で、赤・白・ピンクの3色が咲きみだれる。
枝は上に伸びる。
丈夫で栽培しやすく、古くから有名なボケの代表的品種。 |
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江戸時代に品種改良されたもの。 |
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花色がどれかに偏ってしまうことが多く、同じ色合いに散らして咲かせるのが難しいという。 |
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一重で大輪の赤い花を咲かせる。 |
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緋色の花を咲かせるので、ヒボケ〔緋木瓜〕ともいう。 |
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開花期は、12月~2月。 |
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寒い時期に咲くので、カンボケ〔寒木瓜〕という。 |
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