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サザンカ〔山茶花〕
写真「ブーゲンビレアの花」
ブーゲンビレアとは
 原種のイカダカズラ、テリハイカダカズラなどの交配によってできた植物の総称で、熱帯性の夏の花として親しまれている花木。
 多くの園芸品種がある。
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名 前  ブーゲンビレア
別 名  ブーゲンビリア、 イカダカズラ〔筏葛〕
英 名  Bougainvillea、Brazil bougainvillea
類 別  オシロイバナ科  [Nyctaginaceae]
 ブーゲンビリア属 [Bougainvillea]
性 質  常緑性|落葉性 半つる~つる性 小高木
原産地  中央・南アメリカ
用 途  鉢植え(あんどん作りが多い)、温室
花言葉  「情熱」
イカダカズラ〔筏葛〕とは、原種である品種の名前。
この品種以外の雑種も含めてブーゲンビレアと呼んでいる。
越冬温度により落葉する。
強健な性質があるので、うまく慣らせば耐寒性が強くなる。
熱帯地方では生垣・壁面作り・棚作りなどにも利用される。
 ブーゲンビレアの特徴
日なたを好む植物で、日光さえあれば手入れいらずで、よく育つ。
幹はややつる状で、他のものに絡みついてよじ登っていく性質がある。
十数mにも達するものもある。
花の特徴
 赤い色のブーゲンビレアが一番よく知られているが、他にも紫・橙・黄・白などと豊富にある。
花びらの様に見えるのは、3個の苞(ホウ)と呼ばれるもので、本当の花はクリーム色がかった白色で中心にある。
そして花の周囲を苞が取り囲む様に位置している。
苞(ホウ)と花の1セットで、ひとつの花のように見える。
苞(ホウ)とは、花を保護する葉のようなもの。
 花びらのような苞は、ろう紙のようなパサパサな肌触りをしている。
 花は、枝が上方を向いていると、先端部に花が集中して咲くが、枝が下方に下がっていると、その枝の節々(葉の付け根)から一斉に花が咲く傾向がある。
環境により異なる。
開花時期
【5月 ~ 10月】 … 適温であれば通年開花する。
夏の間は暑すぎるのか、開花を休止することが多い。
ブーゲンビレアの開花期は、温度などの環境条件により異なる。
 名前の由来
ブーゲンビレア 〔Bougainvilleae〕   - 和名・英名
ブラジルでブーゲンビレアを発見したフランス人探検家ブーガンヴィルの名前に由来する。
1768年にフランスのルイ15世が派遣した調査艦の艦長の名前がブーガンヴィル。
ソロモン諸島のパプアニューギニアにあるブーゲンビル島もこの艦長の名前に由来する。
写真「ブーゲンビレアの花」
 ブーゲンビレアの品種
 多数の園芸品種があり、斑入りの葉や、苞(ホウ)が八重になったものなどもある。
 イカダカズラ 〔筏葛〕
原種の1つで、生育が旺盛でよく伸びる。
葉は大きくて厚く綿毛があり、苞(ホウ)は大きく深桃色をしている。
枝には先の曲がったとげが多数ある。
【学名】 B.spectabilis Willd
 テリハイカダカズラ
原種の1つで、次々に開花する性質がある。
葉などには、ほとんど毛がなく、苞(ホウ)の色は赤色または紫色をしている。
これから作られた栽培品種も多い。
【学名】 B. glabraChoisy
 ミセス・バット 〔Mrs. Butt〕
樹勢も強く、苞(ホウ)が深紅色で大きい。
花を多く咲かせる。
 サンデリアーナ 〔Sanderiana〕
苞(ホウ)はすみれ色で、花つきがよい。
比較的、寒さに強くて育てやすい品種。
 ダブルホワイト
八重咲きで、苞(ホウ)が白色をしている。
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