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以前のカーネーションは切り花としての印象が強かったが、最近は鉢植えに適した品種も普及しはじめ、また青い色や新しい形の品種も多く作り出されいる。 |
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カーネーションはハウス栽培で周年供給されていて、キクやバラと並ぶほどの生産量がある。
「母の日」以外にも流通させたいいう生産者の思惑が成功しつつある。 |
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名 前 |
カーネーション |
別 名 |
オランダナデシコ 〔阿蘭陀撫子〕
ジャコウナデシコ 〔ジャコウ陀撫子〕
オランダセキチク 〔阿蘭陀石竹〕 |
英 名 |
Carnation |
学 名 |
Dianthus caryophyllus |
類 別 |
ナデシコ科 [Caryophyllaceae]
ナデシコ属 [Dianthus] |
性 質 |
半耐寒性 多年草 or 一年草 |
原産地 |
地中海沿岸、ヨーロッパ南部、西アジア |
用 途 |
切り花、 鉢植え、 花壇 |
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※ |
古代ギリシア時代に栽培が始まり、17世紀にはフランスやイギリスで品種改良が行われたという。 |
◇
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日本へは江戸時代後期にオランダより渡来する。
オランダから渡来した為に、オランダとつく名が多い。 |
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多くの園芸品種が作られてきていて、温室用種や露地用種などもあ。
性質も様々なので、栽培には注意を要する。 |
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開花時期 |
【4月 ~ 7月】
【9月 ~ 11月】 |
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春に咲く「一季咲き性」品種と、生育条件が整えばいつでも咲「四季咲き性」品種がある。 |
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花言葉 |
カーネーションには様々な花言葉が言い伝えられている。
代表的なものには以下のものがある。 |
【赤】
【白】
【黄】
【ピンク】 |
「真実の愛」「愛情」「情熱」
「尊敬」「純潔の愛」「純愛」
「軽蔑」「美」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」
「感謝」「上品・気品」「暖かい心」 |
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花の特徴 |
カーネーションには数多くの園芸品種があり、現在も作られ続けている。
花色は黒紅色、紅色、桃色、白色、黄色、橙色、赤紫色など様々で、絞りや模様入りなどもある。 |
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園芸品種は花屋かな八重咲きが多いが、原種は一重咲きであった。 |
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茎は多く枝分かれして、横にはう性質がある。
そして繁殖力が強く、地下茎によりカーペット状に群生していく |
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茎の長さは5~40cmほどに成長し、岩壁などから長く垂れ下がる様も見事。
耐寒性は、多肉植物の中では強いく、冬には休眠する。 |
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切り花 |
カーネーションの花は長持ちするので、切り花に適している。 |
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カーネーション 〔Carnation〕 - 和名 |
名前の由来には諸説ある。 |
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肉色の花という説。 |
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戴冠式を意味するコロネーション(coronation)が訛ってカーネーションとなったという説。 |
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現在流通しているカーネーションはほとんどが園芸品種で、多くの種類があるが「花壇用」と「温室切花用」に大きく分けられる。 |
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温室切花用品種 |
通年開花する四季咲き多年生で切花専用。 |
◇ |
挿し芽で殖やすのが一般的で、温室で栽培する。 |
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性質が弱く、家庭での栽培には向かない。 |
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花壇用品種 |
一季咲き・多年生 (5月頃に開花)。
四季咲き・一年草。 |
◇ |
春または秋に種子をまいて栽培する。 |
◇ |
比較的丈夫で栽培しやすい。 |
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カリフォルニア&ロマンス シリーズ |
California Florida Plant Co., L.P.雪印種苗㈱のポットカーネーション。 |
咲き終わった花を摘み取ると、次々に開花する。 |
蕾がすべて咲き終わったら大きな鉢か、花壇などに植え替える。 |
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【開花時期】 5月 |
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