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カーネーションには様々なタイプのものがあり、栽培法も性質に応じて対応する必要があるため、初心者にはやや難しい植物といえる。
しかし身近な草花であるので気楽に栽培を始めるられる。 |
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一般的に、新しい品種ほど不安定で枯れやすい傾向がある。 |
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新しい品種は、温室の環境で育ってきているため、家庭での栽培ではうまくいかないケースが多い。
業者も消費者も、カーネーションは一年草と割り切る傾向にある。 |
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冬越しが難しいので、通常は鉢植え栽培する。 |
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栽培場所 |
日当たりと、水はけ、風通しのよいところ。 |
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光を好み、光が弱いと軟弱になる。
しかし真夏の直射日光は強過ぎる。
また温度が高いと、花が長持ちしない。 |
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季節ごとの栽培環境 |
【3月下旬~11月上旬】 生育期 |
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【7月中旬~9月中旬】 |
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【冬】 |
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水やり |
鉢土が乾いてからたっぷり水やりをする。 |
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過湿を嫌うので、やり過ぎに注意する。 |
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花や葉に水をかけたり、雨に当てないように注意する。 |
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【生育期】 |
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【冬】 |
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肥 料 |
カーネーションは肥料を好む。 薄めた液体肥料、または固形肥料の置き肥を行う。 |
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肥料を与える時期 |
【3月上旬~5月下旬】
【9月中旬~11月上旬】 |
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病 気 |
カーネーションは他のナデシコ類に比べると、やや病気に弱い。 |
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高温期に過湿にしたり、雨に当てないようにする。 |
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害 虫 |
アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシなどが付きやすい。 |
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定期的によく点検する。 |
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被害がひどい時は薬剤を散布する。 |
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カーネーションの手入れ |
◇ |
花柄摘み。 |
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◇ |
枯れ葉や傷んだ葉などは、こまめに取り除く。 |
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◇ |
花後の切り戻し。 |
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花はひととおり咲き終わったら、株の1/3~1/2程度に切り戻す。 |
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わき芽は、残して切る。 |
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四季咲き性のものは、切り戻して肥料を与え、涼しい所で管理すると、再び花が咲く。 |
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◇ |
背の高くなる品種は、支柱を立てる。 |
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