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クレマチスの植え替え
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 クレマチスの植え付け・植え替え
深植えする
根を傷めないようにする
つるを誘引する
株元の一番下にある1節を地中に埋めるくらいに深く植えつける。
根の再生力が弱いので、特に太い根は傷つけないようにする。
支柱やオベリスクなどを添えて、つるを誘引する。
「植え付け・植え替え」の適期
 【11月~3月】
容器栽培の用土
 用土の例)
4: 赤玉土
3: 鹿沼土
3: 腐葉土
適量: 緩効性化成肥料
適量: 鉢底石
適量: 鉢底網
地植えの元肥
堆肥や腐葉土と緩効性肥料を土に混ぜておく。
容器栽培の手順
1) ツルをほぐし、半分ほど切る。
1日くらい水やりを控えると、ツルがしんなりして折れにくくなる。
2) 根を少しほぐして広げるようにして土をかぶせる。
根がとても弱いので、傷つけないように注意する。
3) 株元の1節を地中に入れるくらいの「深植え」をして、土をなじませる。
4) 支柱を立て、ツルを誘引する。
どのような支柱でもよいが、円形柱の場合はツルを外側にはわせるようにする。
園芸用のオベリスクなどがよく用いられている。
クレマチスを他の植物のそばに植える時は
クレマチスは根を切られるのを嫌がるので、他の植物のそばに植える時は後々のことを考えて、土中に間仕切りしておくと根がからまなくてよい。
どんな間仕切りでもよいが、材質はプラシチックなど腐食しないものにする。
 
クレマチスは足元に日が当たることを好まないので、寄せ植えをする時などは、背が低くて横に這うタイプの植物を足元に植えるとよい。
 
 クレマチスの繁殖
クレマチスは挿し芽で繁殖させるのが一般的であるが、実生からでも可能。
庭植えなどで放置しておくと、自然と生えるくることもある。
時には生えすぎて雑草のように扱われることもある。
挿し芽の手順
1) 新枝の真ん中あたりの枝を2節ほど切る。
2) 下葉を取り、上の葉も半分切り取る。
3) 半日ほど水につけておく。
4) 湿らせた土にさす。
4号ポットに5本~6本さすのが目安であるが、植え替えしないように1つの鉢に植えてもよい。
5) 腰水状態にする。
挿し木の容器を、水を入れた鉢皿に載せる。
6) 半日陰、または窓辺の明るい場所に置く。
水やりを欠かさないようにする。
2ヵ月ほどで発根する。
発根する頃には、根を痛めないように植え替える。
2ヵ月ほどで発根するが、発根するまで肥料は与えない。
順調にいけば2年後には花が咲くようになる。
挿し木に使う用土の例
例1)
8: バーミキュライト
2: 鹿沼土
バーミキュライトが多いと、不安定になるので、挿し芽が動かないように注意する。
例2)
赤玉土(小粒)
実 生
花後にフワフワした毛の元にタネが出来る。
1) フワフワのタネが茶色くなったら取る。
2) 清潔な土にタネを蒔き、1センチほど土をかぶせる。
乾燥しないように水やりをしっかりする。
繁殖の適期
【1月 ~ 2月】 冬咲きタイプ
【5月 ~ 9月】 夏咲きタイプ
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