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実生と株分けにより、繁殖できる。 |
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クンシランは実生による繁殖が行なわれることが多い。 |
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株分け |
健全に成長していくと、子株が出来るので、子株を分ける。 |
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植え替え適期の【4月~5月】に、植え替えを兼ねて行なう。 |
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子株がある程度大きく成長して、しっかり根が生えている状態で行なうようにする。 |
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1週間ほど、水を与えないようにする。 |
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土を落として、根をほぐす。 |
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株と株の間をハサミで切り離す。 |
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植え替えと同様に、それぞれを新しい鉢に植える。 |
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株分けの適期 |
【4月 ~ 5月】 |
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実 生 |
クンシランは結実率が高いので、比較的簡単にタネから育てることができる。 |
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クンシランのタネは熟するまでに時間がかかる。
品種により異なるが、通常は1年ほどかかる。 |
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果実が熟したら、花茎ごと切り取り採種する。 |
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果実が熟すと、緑色から赤みを帯びてくる。 |
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保存しておくと発芽率が下がるので、タネまきの時期に採種するようにする。 |
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果実を割り、タネを取り出す。 |
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タネを、よく水洗いする。 |
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清潔な土をよく湿らせ、タネの半分が地表に出ているくらいに浅く植え、土を軽くかぶせる。 |
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日陰に置いて、水を切らさないようにする。 |
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2ヵ月ほどで発芽する。
(葉が1枚だけ出てくる。) |
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成長に応じて、徐々に大きな鉢に植え替えていく。 |
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3~4年ほどすると、葉が16枚くらいに増え、開花するようになる。 (品種により異なる。) |
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タネまき適期 |
【3月】 |
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自家不和合性(ジカフワゴウセイ)の性質が強い |
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自家不和合性とは、同じ株の花同士で受粉させても実がつきにくいという性質のこと。 |
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タネを確実に作るためには、同じ時期に開花するクンシランを2株以上用意する必要がある。 |
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他の株から受粉させれば、ほぼ確実に多くのタネがとれる。 |
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