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ケイトウの品種は数多くあるが、日本で栽培されているものの多くは園芸品種になる。
いくつかに系統分けされるが、 一番古くから馴染みのあるのはトサカケイトウの系列で、それから作られた園芸品種が多い。
現在は羽毛ゲイトウが人気となっている。 |
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トサカケイトウ |
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Celosia argentea var. cristata |
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名前の由来ともなったトサカのような花冠をし持つケイトウで、古くから親しまれている。 |
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矮小性のものや巨大輪のものなど様々ある。
クルメケイトウが生まれると、人気がなくなっていく。 |
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クルメケイトウ 〔久留米鶏頭〕 |
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トサカケイトウの系列で、花冠が丸く発達したもの。
「毛毬状」(ケマリジョウ)の花冠と色・形がすばらしいされ、人気がある。 |
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通常は、久留米ケイトウと記載される。 |
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九州の久留米地方で作られた品種。 |
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最初は切花用の丈の長い品種であったが、その後改良されて矮小性から大きいサイズものまでバリエーションに富んでいる。 |
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ウモウケイトウ 〔羽毛鶏頭〕 |
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Celosia argentea var. plumosa |
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花冠が細かく分岐して紐状になり、炎のような形状をなしているが、名前は羽毛にたとえている。
確かに羽毛のようにモコモコとしている。 |
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…ゲイトウと、ケをゲで発音することもある。 |
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フサケイトウ〔房鶏頭〕とも呼ばれる。 |
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赤色の他に黄色やオレンジ色、ピンク色など、バリエーションに富んでいる。 |
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大きさも様々ある。 |
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ヤリゲイトウ 〔槍鶏頭〕 |
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花冠がヤリのように突き出ているもので、円錐形の形をしていることからキャンドルタイプともいわれる。
また、全体が球形となっているるものを、特に「玉ゲイトウ」と呼んでいる。 |
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花冠が突き出ているものばかりではないので、品種の判別が難しい。 |
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ヤリゲイトウの別名に、スギナリケイトウという名もある。 |
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ノゲイトウ |
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Celosia argentea var. argentea |
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ヤリゲイトウに似たタイプのもので、本州西部以南に帰化して自生しいるもの。 |
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