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シンビジウムは、葉が細長くて何本密集して生えているが、その株の大きさや生態からタイプ別に区分できる。 |
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「大型シンビジウム」 と 「小型シンビジウム」 |
シンビジウムは、株の大きさから「大型」と「小型」の2つのタイプに分けられる。 |
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大型シンビジウムは、花の大きさが10cm以上もあり、葉も100cm以上と長い。 |
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小型シンビジウムは、花の大きさが5~6cmほどと小さく、葉も短い。 |
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この他、中型タイプも分類することがある。 |
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「着生種」 と 「地生種」 |
シンビジウムの生態から樹木などに「着生」するものと、地に生える「地生」の2つのタイプに分けられる。 |
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この両方の性質を持つことから「半着生ラン」ともいわれている。 |
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着生種では、花が垂れ下がるものが多い。 |
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地生種では、花が直立するものが多い。 |
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品種の違いによるもので、木の上で垂れ下がっていたものを地上に植えても(自然には)直立することはない。
しかし、ある程度は人工的に花茎を固定することが出来る。 |
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花の特徴 |
シンビジウムは、新しく出来た茎から花を咲かせる。 |
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花茎は60cmほども伸びて、葉よりも高くなる。
水の量が足りないと、花茎が短くなってしまう。 |
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種類や環境によって異なるが、約2~3ヵ月もの長期間咲き続ける。
花色や花形は、品種により様々なバリエーションがある。 |
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13℃~15℃くらいの適温で管理すると、花が長続きする。
20℃以上になると、早く終ってしまう。 |
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開花時期 |
【11月 ~ 3月】 |
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夏に咲く品種もある。
一般的な自然開花期は、4月~5月に咲くものが多い。 |
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