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ジンチョウゲ〔沈丁花〕
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 ジンチョウゲ〔沈丁花〕とは
 春になると、株全体の枝先に小さな花が固まって咲かせる、かわいらしい花木。
 香りのよい「3香木」の一つで、満開になると、あたり一面によい香りを漂わせて、春の訪れを教えてくれる。
「3香木」とは、キンモクセイ〔金木犀〕・クチナシ〔梔子〕・ジンチョウゲ〔沈丁花〕のこと。
名 前  ジンチョウゲ 〔沈丁花〕
英 名  Daphne (ダフネ)
中国名  瑞香
類 別  ジンチョウゲ科 [Thymelaeaceae]
 ジンチョウゲ属 [Daphne]
性 質  常緑広葉樹 低木
原産地  中国
用 途  庭植え、 鉢植え
花言葉  「栄光」 「不死」 「不滅」
開花期  2月 ~ 4月
15世紀末の室町時代に渡来する。
当時は根を利用する「薬用植物」として用いられた。
春に咲く花ではあるが、温暖化のためか最近は2月頃から咲くものも見かける。
 ジンチョウゲ〔沈丁花〕の特徴
樹高は成長しても1m~2mほどで、枝先は細かく分かれして、なんとなく丸くまとまる。
花びらのようにみえるのは、正確にはガクとよばれるもの。
薄いピン色をした花が一般的であるが、白花もある。
剪定すると、より蜜に枝分かれして、こんもり仕上がる。
春に開花すると、強いほどの芳香をただよわす。
花びらのようにみえるのは、正確にはガクとよばれるもの。
薄いピン色をした花が一般的であるが、白花もある。
雌雄異株 (しゆういしゅ)
雌雄異株とは、雄花だけを咲かせる株と雌花だけを咲かせる株がある植物のこと。
交配する為には、雌雄両方の株が必要となる。
ジンチョウゲの花には雌雄の明確な差がなく、花から雌雄の区別をつけるのは難しい。
雌株(メスの株)は、7月頃に赤い実をつけることがある。
日本に存在するのは雄株(オスの株)だけなので、結実することはないといわれている。
 名前の由来
ジンチョウゲ〔沈丁花〕  - 和名
花の香りがよいことから、良い香りとして評判がある香料の「沈香」(ちんこう)と「丁字」(ちょうじ)にたとえてつけられたもの。
Daphne (ダフネ)  - 英名
ギリシア語で「月桂樹」という意味がある。
葉の形が月桂樹に似ているところからついた名前ともいわれている。
ギリシャ神話に登場する河の神の娘の名前でもある。
 → 月桂樹に変えてもらい、アポロの求愛から逃れた妖精。
写真「ジンチョウゲ〔沈丁花〕の花」
 ジンチョウゲ〔沈丁花〕の品種
一番よく見られるものは薄いピンク色の花を咲かせるタイプのものであるが、他にもいくつかの品種がある。
基本的な性質は変化がない。
 ウスイロジンチョウゲ 〔薄色沈丁花〕
花の表側が白色で、裏側が紅色をしている品種。
 シロバナジンチョウゲ 〔白花沈丁花〕
白い花を咲かせる品種。
 フクリンジンチョウゲ
斑入りの葉をもつ品種。
葉の輪郭が薄い色になっている。
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