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栽培場所 |
水はけのよい日向から半日陰の場所。 |
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日当たりが悪くてもよく育つが、日当たりがよい方が花つきがよくなる。 |
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肥沃な土壌を好む。 |
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植栽可能地域は、東北~九州。 |
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ジンチョウゲの「移植は難しい」 |
ジンチョウゲの移植は難しいので、地植えする時は場所をよく考えてから植えるようにする。 |
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特に3年以上経過した株の移植は成功する可能性が低い。 |
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水やり |
鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷり与える。 |
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庭植えの場合は、特に与える必要はない。 |
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剪 定 |
なんとなく形がまとまるのでそのままでも良いが、通常は刈り込みをして形を整える。
丸い形にするのが一般的。 |
剪定時期 |
春と秋 |
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肥 料 |
花後と秋に緩効性化成肥料を与えると成長がよくなる。 |
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病 気 |
白紋羽(しろもんば)病菌。 |
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この菌は、白い菌糸を根にからませて、徐々に枯らしてしまう病菌で、一部の枝から葉を落としていき、ある日突然全部の枝が枯れてしまう。 |
◇ |
陰湿な庭で特に発生しやすい。 |
◇ |
ある日突然枯れてしまうのは、この病菌が原因であることが多い。 |
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寿命説もある。
ジンチョウゲは何年がすると、突然枯れ込む性質があり、それはその株の寿命を迎えたため、という説。 |
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対 策 |
白紋羽(しろもんば)病菌に対しては、殺菌剤で(少しは)効果はあるものの、菌が土中深く入り込んでいるため、完全に除去するのは難しい。 |
◇ |
被害を受けた株は、早めに掘り上げて処分する。 |
◇ |
ジンチョウゲは数年で枯れるものと割り切り、挿し木で予備の株をいくつか用意しておく。 |
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挿し木は容易に行える。 |
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植え付け |
春と秋が適期。 |
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移 植 |
ジンチョウゲの移植は難しい。 |
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やむを得ず移植する場合は5月~6月がよい。 |
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挿し木が手軽に出来るので、移植ではなく「挿し木」で苗から育てていく方法がよい。 |
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繁 殖 |
ジンチョウゲの繁殖は【挿し木】にて行なのが一般的。 |
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挿し木は容易に行うことが出来る |
1) |
健康な枝の先端を10センチほど切り取る。 |
2) |
葉は3枚ほど残す。 |
3) |
切り口を水につける。 → 1時間ほど。 |
4) |
切り口をナイフでスパッと切る。 |
5) |
切り口に発根剤をつける。 |
5) |
清潔な土に挿す。 (小粒の赤玉土など) |
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1~2年ほどで予備の苗になる。 |
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挿し木の適期 |
【7月】 |
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