特徴 - ユーカリ〔Eucalyptus〕- 植物 - 小さな園芸館 
ユーカリ 〔Eucalyptus〕
   ユーカリ〔Eucalyptus〕は、コアラの食材として有名なオーストラリアを代表する樹木。
  写真「ユーカリ〔Eucalyptus〕の花」
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特 徴 写 真
   
 ユーカリ〔Eucalyptus〕とは
ユーカリの木は、コアラが食することで有名なオーストラリアを代表する樹木。
一口にユーカリと言っても600種類以上あり、さらに変種も含めると800~1,000種類もあるといわれる。
ユーカリは沢山の花を咲かせ、種を多く放出するが、植物はタネから成長する変種が生まれやすい為に多くの品種が生まれたと考えられる。
コアラとユーカリ
ユーカリには多くの種類があるが、コアラが食べるのはその中の12種類ほどしかない。
またユーカリには毒性があることが知られていて、特に若木の葉は毒性が強いため、コアラは生長したユーカリの木の葉しか食べない。
名 前  ユーカリ〔Eucalyptus〕
別 名  ユーカリジュ、 ユーカリノキ
英 名  Eucalyptus
類 別  フトモモ科 [Myrtaceae]  ユーカリ属 [Eucalyptus]
学 名  anch.
性 質  常緑 広葉樹 高木
原産地  オーストラリア(南東部)、タスマニア島
用 途  庭植え
花言葉  「永遠の幸せ」
メ モ
19世紀に植物鑑賞用にヨーロッパに持ち込まれた。
原産地では、森の木の4分の3がユーカリと言われる。
ユーカリの木は寒さには弱いが性質は頑強で、関東以西では地植えで放任しておいてもよく成長する。
成長が早く、すぐに大木になる
品種により異なるが、樹高45m~55m、直径1.2~2mもの大木になる。
原産地では70m以上に成長するものもある。
生長が早いので、世界各地で造林用に重宝されているという。
花の特徴
花は両性花。
つぼみは約2cmで、ガクと花弁の蓋(フタ)におおわれている。
開花時にフタが脱落し、花びらの様に見える白色の雄しべが数多く現れる。
中央には棒状のめしべがある。
開花時期
【2月 ~ 5月】
結実時期
【10月】 黒色をしている。
ユーカリの利用
「ユーカリ油」
葉から抽出してユーカリ油をとり、薬用、駆虫剤、香料などに用いる。
オーストラリア先住民族のアボリジニは、傷を癒すのに葉を利用していたという。
今ではアロマテラピー、健康茶等などによく利用される。
「木材」(ユーカリ材)
建築、枕木、電柱、器具、パルプなど幅広く利用されている。
 名前の由来
ユーカリ  - 和名
学名の英語発音「ユーカリプタス」を短縮したもの。
Eucalyptus  - 学名・英名
「良い蓋(フタ)」という意味のギリシア語をラテン語化したもの。
eu-(真に・強く・良く)+ kalyptós(~でおおった)。
花の蕾が、ガクと花弁の蓋(フタ)におおわれていること、または、乾燥地でもよく育ち、大地を緑で被うことによる。
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