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病害虫や公害に強く、過酷な条件の元でもよく育つ頑強な木。
燃えにくいので防火樹としても有効である。
僧侶が旅の間に使用したイチョウの枝の杖が、根付いたこともあると伝えられているほど生命力が強い。 |
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僧侶が旅の間に使用したイチョウの枝の杖が、根付いたこともあると伝えられているほど生命力が強い。 |
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イチョウの葉をしおりとして本にはさんでおくと、防虫・防カビの効果があるといわれている。。 |
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30m~45mもの大木になるが、強剪定にも耐えうるので、毎年丁寧に剪定を行えば小さく育てることも可能。 |
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4月~5月頃に花を咲かせるが、目立たないので気がつかない人が多い。
雄花の花粉が風にのって飛んでゆき、雌花に届いて受精すると、10月~11月頃に実が熟す。 |
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木材の利用 |
木材柔らかいので、加工しやすい。
高級まないたや、将棋の駒・盤、そろばん、彫刻材、家具、天井板など、様々に利用されてきた。 |
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イチョウの受精 |
イチョウ実の中には精子が泳ぐためのプールがあり、泳いで卵についたものが受精する仕組みになっている。これは人間など高度?と考えられている生物の受精システムそのものでもある。 |
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雄の木から花粉が風で飛ばされて運ばれていき、雌花にたどり着くと、そこで精子を作る。
雌花は花粉の到着を確認してから、卵細胞を成熟させ、プールが用意される。
そして精子がプールの中を泳いで卵にたどり着いて受精する。 |
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