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ハイビスカスとは、アオイ科フヨウ属の総称であるが、3,000種以上もあり、そのほとんどが交雑品種で、個々の品種の原産地や詳細は不明なものが多い。 |
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個別の品種名ではなく、品種改良されたハイビスカスの分類分けした時のタイプの一つ。
ハイビスカスの代表的存在で、ブッソウゲとハワイ島原産の種との雑種であるといわれる。 |
花の特徴 |
成長は遅く、着花数が少ない。
濃緑色の葉に豪華な花をつける。 |
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変異が多く、多くの園芸品種や雑種がある。
一般的には高さ2m~5mにも成長する熱帯性低木。
葉の先端は尖っていて、温度が高ければ周年開花する。
結実しないことが多い。 |
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中国南部原産の説やインド洋諸島で発生した雑種植物であるとの説もある。 |
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中国では赤花種の花を食用染料としてシソなどと同様に用いている。
熱帯アジアでは靴をみがくのに利用するといわれ、「shoe flower」とも呼ばれている。 |
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花の特徴 |
5cm~20cmほどの大きなラッパ状の花で、花柱は突出している。
花色は白、桃、紅、黄、橙黄色など様々である。
形も垂れるもの、横向きのもの、上向きのものなど様々。
通常は一日しか咲いていない。 |
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アフリカのザンジバル島かケニア原産のブッソウゲ(非耐寒性常緑低木)の近縁種。 |
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別 名 |
コーラル・ハイビスカス 〔Coral hibiscus〕 |
学 名 |
スキゾペタルス 〔Schizopetalus〕 |
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花色や形がサンゴに似ていることからコーラル・ハイビスカスと呼ばれた。 |
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スキゾペタルスはラテン語で「切れ込みのある花弁」という意味。 |
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花の特徴 |
花は小さく、花柄は長い。
風鈴のように垂下して咲く。 |
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