ヒメツルソバ〔姫蔓蕎麦〕－特徴－植物

ヒメツルソバ〔姫蔓蕎麦〕－特徴－植物－小さな園芸館

ヒメツルソバ〔姫蔓蕎麦〕の特徴。

特徴

ヒメツルソバ〔姫蔓蕎麦〕の特徴

　茎は細くて毛があり、つる状に地面を匍匐（ﾎﾌｸ）して伸びていく。葉は４cmほどの卵型で、表面には暗紫色のＶ字模様があり、美しい。
　茎の上部から花穂を出して枝分かれした先端に花を咲かせる。花は、小さな薄桃色の花が球状に集まって、春から秋まで長期間よく咲いてくれる。一面に咲く様は見事で美しい。
　グラウンドカバーによく利用されている。

開花時期

【５月～１０月】

栽培

　日当たりを好むが、半日陰でもよく育つ。
　乾燥や暑さに強いが、耐寒性はそれほどなく、霜が降りると葉が落ちるが、こぼれ落ちた種が越冬して、その場で春に発芽する。
　乾燥地よりも水湿の多いほうが適しているが、強健な性質で、どんな土地でもよく育ち、雑草化もしている。
　室内で越冬させれば枯れずに多年草となる。また温度調節をうまくすれば冬にも開花する。

繁殖

【３月～４月】
　実生、挿し芽。