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アジサイには多くの品種があるが、一般的な共通点は「花が枝先に集まって咲く」ということ。
花の色は、一般的に「土壌の酸性度」によって変化する。 |
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高さは、1.5m~2mくらいになり、枝分かれして広がる性質がある。 |
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開花期 |
【6月 ~ 7月】
ただし、最近は四季咲きの品種もある。 |
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アジサイには2種類の花のタイプがある |
アジサイの花には、「装飾花」と「両性花」の2種類がある。 |
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アジサイの花びらに見えるものは萼(ガク)で、ガクの中心に小さな花を持っている。しかし雄しべと雌しべの機能が不完全で、実を結ぶことができない。こういう花を装飾花という。
また、雄しべと雌しべの機能が不完全な為に、中性花ともいう。 |
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装飾花しかもたないアジサイは、実をつけることが出来ない。 |
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ガクアジサイの中心にある目立たない部分は両性花で、雄しべも雌しべもちゃんと存在していて機能も果たす。 |
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装飾花で虫を魅惑して呼び寄せ、両性花の結実を助けている。 |
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アジサイは虫媒花 |
アジサイは昆虫によって花粉が運ばれる虫媒花であり、野生のアジサイにはハナカミキリやマルハナバチがよく訪れる。
ガクアジサイの中心にある両性花が小さいのは、花の密度を高くして1匹の1回の訪問で多くの花を受粉させようとしているとの見方もある。 |
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