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カキは果実を食用にするために古くから日本各地で広く栽培され、多くの品種が作り出されいる。 |
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カキの栽培は、果実収穫の目的が多い。 |
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果実は【甘ガキ】と【渋ガキ】に大別される。 |
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木の幹は曲がりながら伸びていく傾向があり、多くの枝を分けて横に広がっていく。
幹には多数の縦に走る割れ目が入る。
高さ5mから10mになる。 |
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花の特徴 |
カキの花は、新しい枝の葉のわきに花芽をつけて咲く。 |
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ガクは大きな緑色をしていて、4つに分かれているのが特徴的。
花びらは、黄白色のつぼ状で、ガクと同じように4つに分かれている。 |
開花時期 |
【5月下旬 ~ 6月上旬】 |
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「雄花」・「雌花」・「両性花」がある |
カキの花には「雄花」・「雌花」・「両性花」があり、果実を収穫するには、2品種以上植えた方がいいとされる。 |
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1種は、花粉の多い雄花を持つ品種を植えるようにする。 |
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雌花の方が、やや大きい。 |
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実の特徴 |
カキの果実にはビタミンCを豊富に含まれている。
【渋ガキ】は、干し柿にして食されることが多い。
【甘ガキ】は、生食や、料理の材料として食される。 |
果実時期 |
【10月 ~ 11月】 |
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桃・栗3年、柿8年 |
種が育ち果実が実るまでに成長する期間のことで、カキは8年もかかる。 |
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果実の実る時期を言い当てた有名な言葉であるが、挿し木にすともう少し早めに実がつく。 |
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渋柿の処理 |
渋柿は、文字通りとても渋い果実であるが、甘い果実に変えることが出来る。
一般によく知られているのは果実をつるして干す「干し柿」であるが、アルコールにつけて甘くする「さわしガキ」という方法もある。 |
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渋柿を「干し柿」や「さわしガキ」にすると、甘柿よりもコクのある甘~い柿になる。 |
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干し柿 |
渋柿の皮をむき、紐などでつるして乾燥させることにより渋抜きする。 |
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食べ頃は、品種や好みなどにより異なる。 |
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通常は1ヵ月ほど乾燥させるが、何度が手でもんだりすると早く完成する。 |
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さわしガキ |
渋柿にアルコールを吹き付け、ポリ袋などの中に密閉して暗室に1週間ほど置いておく。 |
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40度くらいの強いアルコールがよい。 |
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渋みがとれる時期は品種などにより異なる。 |
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