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| 本来カキは大きく生長する木であるが、若苗のうちから小さく育てていくと、小さい木のまま実をつけることが出来るようになる。 |
| ※ |
小さく育てるには根の成長が限られる容器栽培（鉢植え栽培）の方がやりやすい。 |
| ※ |
容器栽培で２年から３年ほどうまく育てられたら、庭に移してもそのまま小さく育てることが出来る。 |
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| 植え付けの適期 |
| 【１１月 ～ ３月中旬】 落葉期 |
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| 容器（鉢など） |
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| ◇ |
根株より２回り大きな鉢。 |
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| ◇ |
スリット鉢がよい |
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| ※ |
スリット鉢とは、隅にスリット（切れ込み）が入っているもの。 |
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通気性・排水性がよい。
また、中に光が入ることで根の成長が止まり、根が鉢の中でとぐろを巻くのを防ぐとされる。 |
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| 鉢植え用土 |
| 用土の例 １） |
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| 用土の例 ２） |
| ３： |
赤玉土 |
| ３： |
鹿沼土 |
| ３： |
腐葉土 |
| １： |
川砂 |
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| 植え付けの準備 |
鉢の大きさに合わせて根を切る。
バランスを取るために、幹の長さも短くする。
→６０センチほどに。 |
| ◇ |
横に広がっている根を鉢の大きさに合わせて切る。 |
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| ※ |
鉢の幅に余裕を持たせて、大きく切る。 |
| ※ |
太い根があっても切る。 |
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| ◇ |
下に真っ直ぐ伸びている根を切る。 |
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| ※ |
鉢の底に余裕を持たせて切る。 |
| ※ |
下に真っ直ぐ伸びる根を「直根」（ちょっこん）という。
これを切ることにより、上部に伸びようとする力を抑えることが出来る。 |
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| ◇ |
細かい根をすべて取り除く。 |
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| ※ |
細かい根は、残しておいても植えつけた後に枯れてしまうので、丁寧に切り取る。 |
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| ◇ |
幹を短く切る。 |
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| ※ |
目安としては６０センチほどの高さ。 |
| ※ |
芽の上で切るようにする。 |
| ※ |
根とのバランスを取るために切る。 |
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| 植え付けの手順 |
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| １） |
鉢底に用土を入れる。 |
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| ２） |
苗を鉢の中心に置く。 |
| 3） |
用土を鉢の高さ２／３くらいまで入れ、根と土をなじませる。 |
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| ※ |
根の間を棒でつついたり、土を指でしっかり押し入れる。 |
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| 4） |
残りの用土を入れて、全体に土をなじませる。 |
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| ※ |
鉢の上部にウォータースペースを３センチほどとる。 |
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| 5） |
支柱を立てる。 |
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| ※ |
麻ひもやゴムバンドなどで固定する。 |
| ※ |
芽が傷つかないように注意する。 |
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| 6） |
固形肥料を土に埋め込む。 |
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| 7） |
堆肥などで土の表面を覆う。 |
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| 小さく育てる剪定 |
| ある程度の高さに成長したら、上に伸びる枝を切り、成長をとめる。 |
| ※ |
目安として、
２ｍ以上成長したら、１５０センチほどの高さに切る。 |
| ※ |
横に伸びた枝は、少し切り戻して形を整える。 |
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| 剪定の適期 |
| 【１０月下旬 ～ ２月】 ･･･ 休眠期 |
| ※ |
若い苗を植え付けてから１年後くらいから行う作業。 |
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| 枝の誘引 |
| 枝が横に広がるように誘引する。 |
| ※ |
末広がりの３角形になるように形作る。 |
| ※ |
伸びた枝は、葉を１４枚ほど残して切る。 |
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| 枝誘引の適期 |
| 【６月下旬】 |
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