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黄色やオレンジ色のさわやかな花を次々と咲かせるので園芸家に好まれているが、食用にも利用される草花。 |
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黄色とオレンジ色の花をよく見かけるが、他に赤色やピンク色、クリーム色などがある。
また八重咲きの花や、斑入り葉などもある。 |
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名 前 |
キンレンカ 〔金蓮花〕 |
別 名 |
ノウゼンハレン 〔凌霄葉蓮〕
ナスタチウム [Nasturtium] |
英 名 |
Nasturtium (ナスターチウム) |
類 別 |
ノウゼンハレン科 [Tropaeolaceae]
ノウゼンハレン属 [Tropaeolum] |
学 名 |
Tropaeolum majus |
性 質 |
半耐寒性 一年草/多年草 |
原産地 |
南米(高地) |
用 途 |
鉢植え、 庭植え |
花言葉 |
「困難に打ち克つ」 |
開花期 |
【6月 ~ 7月】 【9月 ~ 10月】 |
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※ |
キンレンカは春まきの一年草として扱われるが、秋にまくことも可能。
発芽温度は15度~20度が適温。 |
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原産地は南米のペルー、コロンビア、ブラジルなどのアンデス山系の高地。 |
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日本の環境では一年草として扱われる。 |
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キンレンカの「食用利用」 |
花も葉も茎もおいしく食べられるが、独特の苦みがあることからハーブとして利用されている。 |
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キンレンカは、もともとはツル性植物 |
キンレンカの原種はつる性植物であったというが、現在は矮性種のものしか流通していない。 |
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ノウゼンハレン 〔凌霄葉蓮〕 - 別名 |
ノウゼンハレンの花がノウゼンカズラに似ていて、葉はハス(蓮)に似ているところから名づけられた。 |
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明治時代にノウゼンハレンと名付けられたというが、現在はあまり呼ばれることがなくなっている。 |
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Tropaeolum(トロパエオルム) - 属名 (ノウゼンハレン属) |
ギリシャ語のトロフィー[trophy]に由来する。
キンレンカを勝利の記念品に見立てたもの。
→花は甲(かぶと)、葉は盾(たて)になる。 |
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トロフィーとは、勝利を記念して与えられる記念品のことで、カップ・盾・像などがある。 |
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高山植物なので、平地での栽培はやや難しい。
暑さ寒さに弱いので、春まきの一年草として扱うのが一般的であるが、夏越しが難しい。 |
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本来は多年草であるが、春まきの一年草として楽しむのが一般的。
(秋にまくことも可能。)
夏越し出来れば10月頃まで花を楽しむことが出来る。 |
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冬は室内に取り入れ、乾燥ぎみに管理すると冬越しすることも可能。
最低でも5度以上は必要。 |
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栽培場所 |
日当たりと水はけのよい場所。 |
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夏の管理 |
直射日光の当たらない、風通しのよい涼しい場所で夏越しさせる。 |
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30度以上になると、枯れこむ恐れがある。 |
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夏になる前に、切り戻してコンパクトにしておく。
挿し芽にして若い苗の状態で夏を迎えると、夏越しがしやすい。 |
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秋の管理 |
日当たりのよい場所に置く。 |
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夏の暑さで弱っている場合は、挿し芽で株を更新させた方がよい結果になりえる。 |
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肥 料 |
控え目にする。 |
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肥料を与え過ぎると、葉茎ばかり成長して花つきが悪くなる。 |
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