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性質は強健そのもので、樹木でありながら雑草の様なたくましさを持っている。
多くの園芸品種がある。 |
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花の特徴 |
花の大きさは5cm~10cmほどで、中心に大きな雌しべとこれに付着した雄しべが多数ある。
花色は、白、ピンクや中心が紅色の花が一般的であるが、多くの品種があり様々なバリエーションがある。 また、八重咲きもある。
その年に伸びた枝に花芽をつける。 |
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春から夏にかけて枝を伸ばし続きながら、節ごとに花芽形成をしていく特性を持つ。 |
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朝方に花が開き、多くは夕方にはしぼんでしまう一日花。 |
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1日花と言われているが、自宅のムクゲは同じ花が何日か咲き続けることもある。
すべてが「一日花」ではないということらしい。
花期は確かに長い。 |
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果実の特徴 |
1.5~2cmほどの卵型をした赤褐色で、先端はとがっている。
実が熟すと5つに裂けて、長い毛がある種子が現れ、風によって飛ばされる。 |
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果実の中にあるムクゲのタネは、毛虫に似ている。
長さ4~5ミリで、硬い金色の毛がびっしり生えている。 |
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果実時期 |
【10月 ~ 11月】 |
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木の特徴 |
高さは3m~4mになる。
根元からよく枝分かれし、樹皮は灰色。 葉は、互生して長さ4~10cmの卵形、縁に粗いギザギサがある。
通常は3~5つに裂けるが、裂けない葉もある。 |
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備 考 |
植物にとって、暑い日に花を咲かせるのは大変な作業である為に、花粉を運んでくれる虫の活動が盛んな昼間だけ花を咲かせていると考えられている。 |
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花からの水分蒸発が多くなるなど。 |
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マルハチバナやオオスカシバなどか花に来訪する。 |
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