ナンテン 〔南天〕 − 特徴 − 花木 −小さな園芸館
ナンテン 〔南天〕
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特 徴 管理の仕方 写 真
開花時期 6月 〜 7月
花の特徴 6枚の花びら・6本の雄しべ・1本の雌めしべからなる小さな白い花をたくさんつける。
     アップで見ると、なかなかかわいらしいが、遠目には意外と地味な感じになる。
     花は沢山咲くのに、咲いてる事に気づく人があまりいない。
ナンテンの花粉はハエによって媒介されるらしい
     ハエがいない環境の良い場所では、人工受粉をしないと実がならないことになる。
      → 柔らかい絵筆や真綿などで、おしべをそっとなで回すと花粉がつく。
実の特徴 11月 〜 2月に、真っ赤な実がなる。
     といっても2月まで見たことがない。 目撃したことはないが、鳥が食べてしまうらしい。
鳥の大好物と言われている
実をつけた枝は、翌年は開花しない
      正月の活け花として利用して、ついでに切り詰めておくとよい。
他の特徴 高さ2mほど。 11月から一部紅葉する葉も美しい。
実や葉には、薬用成分がある
     実は喘息・百日咳などの咳止めの薬として利用される。
     樹皮や根皮も、胃病・脱肛・眼病に効きめがあるとされる。
     葉は解毒剤として、また食品の防腐にも利用できる。
      多量に摂取すると知覚や運動神経の麻痺を引き起こす為、安易に試すべきではない。
特 記 名前のナンテンが「難を転ずる」に通じる縁起木として、昔から好まれている
     お正月の縁起ものとして、床の間に飾られる。
     盗難除け・魔除け・火災除けとして、戸口や玄関先によく植えられている。
     病魔除けとしては、手水鉢(チョウズバチ)のそばに植えられていた。
     葉を出産祝いの赤飯の上にのせて、子供の健やかな成長を願う風習もある。
盗難除け・魔除け・火災除けとして、戸口や玄関先に植えられている。
その他 葉や果実の色の違いにより、多くの品種がある
 
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