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ナンテン 〔南天〕
   ナンテン〔南天〕は、栽培がとても簡単。 しかし実をたくさんつけるには少し注意が必要。
  写真「ナンテン〔南天〕の花」
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 ナンテン〔南天〕の管理
丈夫で庭に植えておけば、ほとんど手入れのいらない有難い木。
ただしナンテン(難点)は、モサモサしてくるので適宜古い枝を間引いたり、葉や枝を整理した方が体裁がよい。
また、庭のあちらこちらに自生してくるので、放任していると庭がナンテンだらけになってしまう。
栽培場所
西日が当たらない半日陰が理想的とされる。
しかし日向でもよく育つ。
日陰でも育つが、日当たりのよい場所の方が実がよくつく。
茨城県以西で栽培可能。
また、ナンテンは魔よけなどの理由で昔から玄関先などに植林される慣わしがある。
ナンテン〔南天〕の 実をつける為の注意点
ナンテンの花が咲いている間は、雨に当てないようにする。
→ 実がならなくなる。
おしべがむきだしになっているので、雨に当たると花粉が流れ落ちやすい為。
花は梅雨の頃咲いているので注意する。
ナンテンは虫媒花である為、ムシがいない環境の良い?場所では、実をつける為に人工受粉する必要がある。
柔らかい絵筆や真綿などで、おしべをそっとなで回すと花粉がつく。
ナンテンの花粉はハエなどの小さい虫によって媒介される。
花が咲かないので、原因を調べたらムシが飛来しないことがわかったという場所もあるらしい。
株が老化すると、実が成熟しないまま落ちることがある。
適宜、株分けや植え直しでリフレッシュさせるとよい。
大株になりすぎると実のつきがよくないといわれる。
株分けや植え直しや切り戻しでリフレッシュさせる。
夏に乾燥し過ぎると実が成熟しないといわれる。
実をつけた枝は、翌年には開花しずらいといわれる。
 
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剪 定
花後に、伸びすぎた古い枝や、ひこばえを切り除く。
適宜、根元から切り詰めてリフレッシュさせる。
正月用の生花花材として利用がてら、切り詰めるとよい。
実をつけた枝は、翌年には花をつけにくいといわれる。
肥 料
特に必要というわけではないが、花後と冬季に与えてもよい。
病害虫
ナンテンの木には薬用成分にもなる毒がある為、基本的に害虫に強いが、カイガラムシがつくことがある。
カイガラムシをみつけたら、取り付いた枝葉を切り取るか、ブラシなどで(拡散しないように)取り除く。
枝葉を整理して、風通しをよくする。
日当たりが悪いと、カイガラムシがつきやすい。
植え付け・植え替え
【3月 ~ 4月】
 3月下旬あたりに葉を全部切って植えかえると、よく葉を伸ばす。
【9月 ~ 10月上旬】でもよい。
   
 
 
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