名 前 |
スイセン 〔水仙〕 |
別 名 |
ナルキッソス、 ダフォディル |
英 名 |
Narcissus / Daffodil |
類 別 |
ヒガンバナ科 [Amaryllidaceae]
スイセン属 [Narcissus] |
性 質 |
耐寒性 球根(秋植え) |
原産地 |
北アフリカ、 ポルトガル、 スペイン、 地中海沿岸 |
用 途 |
鉢植え、 庭植え、 切り花、 水栽培 |
花言葉 |
「報われぬ恋」 「自惚れ」 |
開花期 |
12月 ~ 4月 |
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ニホンズイセンは、フサザキスイセンが日本に渡来し野生化したとものとされる。 |
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スイセンは古代エジプトや古代ギリシャでも栽培されていた。 |
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秋咲きの品種もある。 |
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花の特徴 |
スイセンには多くの品種があるが、代表的なスイセンは「ニホンズイセン」と「ラッパズイセン」。
「ニホンズイセン」は、よく見かける白と黄色の小さな花のスイセンで、花茎の高さは20~40cmで、数個の花をつける。
「ラッパズイセン」は「ニホンズイセン」より大きな花を咲かせる |
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ニホンズイセン〔日本水仙〕 |
花茎の先に、小型の花が房状に咲く。 |
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名前に日本という国名がついているが、原産地は地中海沿岸とされる。
渡来の経緯については諸説あり、定かでない。 |
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Narcissus tazetta var. chinensis |
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ラッパスイセン〔喇叭水仙〕 |
ラッパズイセンともいう。
黄色い花でで、花の中心が片がラッパのように突き出ている。
花茎の先に、大きな花をひとつ咲かせる。 |
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スイセンの花は、中心が飛び出てているのが特徴であるが、ラッパスイセンは、大きくラッパの様に目立って突き出ている。 |
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ニホンズイセン〔日本水仙〕 |
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ラッパスイセン〔喇叭水仙〕 |
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ラッパスイセンの方が花が大きく華やかであるが、
芳香はニホンズイセンの方が甘く強い。 |
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ナルキッソス〔Narcissus〕 - 別名・英名 |
ギリシア神話に登場する美少年ナルシスに由来する。
美少年ナルシスは池の水面に写る自分の姿に恋をして死んでしまうが、そのあとに咲いた一輪の花がスイセンであった。
スイセンの花がやや下に傾むいている姿が、水面をのぞきこむナルシスの面影を伝えているという。 |
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このスイセンは白い花のクチベニスイセンだという説がある。 |
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黄色い花をつけるDaffodil(ダフォディル)には別の神話がある。
ナルシスの花の冠を着けて眠っていたペルセフォネに、冥界の神ハデスが手を触れたため、白いスイセンが黄色に変わったという。 |
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ダフォディル〔Daffodil〕 - 別名・英名 |
死者の国に咲く花(ギリシア神話)に由来する。 |
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