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ペチュニアは丈夫で栽培のやさしい初心者向けの草花である。
何もしなくても適当に育ってくれるが、手入れをかければかけるほど、多くの花を咲かせてくれる。
庭植えも可能ではあるが、ペチュニアはコンテナからあふれそうに咲く花のかたまりを観賞するのが最適。
ハンギングにも向いている。 |
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種からの栽培もあるが、初心者は苗を購入する方がやさしい。 |
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花後の花柄摘みはこまめに行う。 |
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栽培のポイント |
◇ |
摘心・切り戻しをして、花の咲く茎を多く作る。 |
◇ |
開花中は定期的に液体肥料を与える。 |
◇ |
まめに花柄摘みを行う。 |
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置き場所 |
日当たりと風通しの良い場所。 |
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水やり |
鉢土の表土が乾いたら、たっぷり与える。 花に水をかけないように気をつける。 |
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肥 料 |
開花中に、液体肥料を定期的に与える。 |
※ |
長期間、多くの花を咲かせ続けるには、栄養分が不可欠。 |
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花柄摘み |
花後は、ていねいに花柄を摘む。 |
※ |
そのままにしておくと、見た目もよくないが、病害虫のもととなる。 |
※ |
開花中にタネを作ると養分を消費してしまうので、大量の花を咲かせ続けるペチュニアには負担となる。 |
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切り戻し |
ペチュニアは時期を問わず切り戻しすることが出来る。 |
◇ |
脇芽の上で切り戻しをする。 |
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節の上で切ることにより、どんどん茎数が増えていく。
特に苗が小さいうちは、切り戻しを繰り返してこんもりとさせる。 |
◇ |
ヒョロ長い茎や、細い茎、からみあった枝などを切り戻す。 |
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定期的に株の更新を行う |
花つきが悪くなったら思い切って小さく切り戻して更新させる。 |
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株の更新は、株元の新芽がでている所で、スパッと切る。 |
※ |
特に夏頃には株も大きくなり、蒸れやすくなるので、株の作り直しをしておくと秋まで長く花を楽しむことが出来る。 |
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株更新の際に、植え替えもしておくとよい。 |
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植え替え |
株の更新時や、鉢に根が回り込んできたら、植替えを行う。 |
1) |
ハサミで根を少し切る。 |
2) |
手で根をほぐす。 |
3) |
一回り大きな鉢に植え替える。 |
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株もとの高さを、少し高めに植える。 |
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葉が生い茂ると、株元の風通しが悪くなり蒸れやすいので、株元に少し空間を作るようにする。 |
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植替適期 |
【3月下旬 ~ 6月上旬】 |
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鉢土用土 |
用土の例。 |
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7 : 赤玉土
3 : 腐葉土
少量: 緩効性化成肥料 |
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割り箸などの棒で、土をつついてなじませる。 |
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