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花の特徴 |
ポインセチアの花は、枝の先端に小さなつぼ形の花を15ほど咲かせる。 通常は黄色いメシベに、点々とした黄色いオシベがあるだけの地味な花なので、あまり目立たない。
派手な苞葉の色には、赤色・ピンク色・黄色・白色・斑入りなど様々なバリエーションがある。 |
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日本ではクリスマスの植物の定番となっているポインセチアであるが、アメリカなど他の国では1年中楽しめる観葉植物として扱われている。 |
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苞葉の紅葉時期 |
【11月 ~ 5月】 |
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ただし日が短くならないと、苞葉(ほうよう)が色づかない。
ポインセチアは短日植物。 |
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名 前 |
ポインセチア |
別 名 |
ショウジョウボク 〔猩々木〕 |
英 名 |
Poinsettia |
類 別 |
トウダイグサ科 [Euphorbiaceae]
トウダイグサ属 Euphorbia] |
学 名 |
Euphorbia pulcherrima Willd. |
性 質 |
非耐寒性 常緑性 広葉低木 |
原産地 |
メキシコ |
用 途 |
鉢植え、 観葉植物、 切花 |
花言葉 |
「祝福」 |
開花期 |
11月 ~ 12月 |
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日本へは明治時代に渡来する。 |
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日本では冬越しが難しいので、鉢植え栽培されるのが一般的。(沖縄あたりでは、地植えも可能。) |
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熱帯・亜熱帯地方では高さ5mにもなり庭木としてよく植えられている。
日本でも、冬に温暖な温度があれば成長し続ける。 |
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短日植物とは、日が短くならないと花が咲かない性質をもつ植物のこと。
ポインセチアは短日になると開花する性質があるので、日本では日が短くなった初冬に花をつける。 |
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ポインセチアの苞葉(ほうよう)も、日が短くならないと色づかない。 |
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苞葉(ほうよう)の色づけは難しい |
ポインセチアの順調な生育には15度以上の温度が必要とされる。
したがってポインセチアの開花や苞葉の着色は、短日処理をした温室栽培でないと、かなり難しい。 |
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ポインセチアは短日植物。 |
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開花しないと、苞葉も色づかない。 |
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ポインセチア 〔Poinsettia〕 - 名前 |
19世紀アメリカ合衆国の初代メキシコ大使のジョエル・ロバーツ・ポインセットの名に由来する。
ポインセット氏は南カロライナ州の裕福な医師の息子で園芸にも造詣が深く、1828年にポインセチアを発見した。 |
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ポインセット氏が赴任先のメキシコからポインセチアをアメリカに持ち帰り園芸植物として広める。 |
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植物学者のグレアムにより、ポインセチアと名付けられた。 |
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ショウジョウボク 〔猩々木〕 - 別名 |
赤い苞葉を持つポインセチアが、真っ赤な猩々(ショウジョウ)に似ていることから名付けられたという。 |
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猩々というのは、中国の伝説上の生き物のこと。
体つきは犬や猿に似ているが、顔は人間で子供のような声と鮮やかな赤い体毛と血液を持っているとされる。
また人語を解し、酒を好むともいわれる。 |
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真っ赤な色のことを「猩々緋」(ショウジョウヒ)、大酒飲みのことを「猩々」(ショウジョウ)ともいわれるようになった。 |
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