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ほとんどのバラにはトゲがあるので、皮の手袋などをして手を保護する。
1日に5時間以上は日の当たる場所に植える。 |
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接ぎ目の部分は土に埋めない |
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台木との接ぎ目を土に埋めないで、地上に出すようにする。 |
※ |
土中に埋めると、台木から発芽したり、傷んで病気の原因になる恐れがある。 |
※ |
流通するバラの苗木のほとんどが、台木に接ぎ木されたもの。 |
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植え方の手順 |
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1) |
鉢底にネットをあて、鉢底石を敷く。 |
2) |
土を鉢に入れる。 |
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※ |
苗を入れる前に、あらかじめ鉢に半分ほど土を入れておく。 |
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3) |
苗木を鉢から出して土を落とし、傷んだ根などは切り取る。 |
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※ |
休眠期なら土を落としてもよい。
1日ほど吸水させておくと、水あげがよくなる。 |
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4) |
継ぎ目を地上に出すように苗を置き、根を広げる。 |
5) |
苗のすき間に土を入れていき、棒でつつきながらなじませる。 |
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※ |
鉢の縁から3センチほど下まで土を入れる。
→ 3センチほどのウォーター・スペースを作る。 |
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6) |
支柱をたてる。 |
7) |
水をかける。 |
8) |
霜が降りる所ではワラやバーク材などでマルティングする。 |
9) |
予防消毒スプレーを全体にかけると、後の生育が楽になる。 |
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10) |
日当たりと風通しのよい場所に置く。 |
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つるバラの誘引 |
つる性のバラの場合は、つるの誘引をする。 |
※ |
誘引した枝を、要所要所で紐などでゆるめにとめる。 |
※ |
誘引する場所やテトリスなどにより、誘引の仕方は様々あるが、枝は上に向かって伸びていき、花は頂点に咲くことを考えながら誘引する。 |
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容器(鉢) |
鉢の大きさは、根の大きさの2回りほど大きく、深さがあり安定したものを使用する。
水はけのよい素焼き鉢が適している。 |
※ |
プラスチック製のものならば、スリットが多く入っているもの。 |
※ |
大苗では7号鉢以上の大きいものを使用する。 |
※ |
大き過ぎると乾きにくくなる。 |
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用 土 |
水はけのよい用土にする。 |
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◇自家製バラ様用土の基本 |
3: |
赤玉土(小粒) |
3: |
赤玉土(中粒) |
4: |
腐葉土 |
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※赤玉土の中粒6でもよい。 |
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基本用土に適宜加えるもの。 |
緩効性肥料 → |
元肥として適量加える。 |
パーライ →ト |
水はけをよくする。 |
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ピートモス → |
水持ちをよくする。 |
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◇自家製バラ様用土の例2 |
6: |
赤玉土(小粒) |
4: |
腐葉土 |
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※腐葉土の代わりに、完熟堆肥でもよい。 |
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◇自家製バラ様用土の例3 |
7: |
草花用培養土 |
3: |
赤玉土(小粒) |
適宜: |
緩効性化成肥料 |
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植え替え |
2年に1度は植え替えを行うようにする。 |
植え替えの時に、根の状態などを確認してから剪定すると、状況に応じた剪定が出来る。 |
◇ |
枝を紐などでしばっておくと、作業がしやすくなる。 |
◇ |
根をほぐして、土を落とす。 |
◇ |
細かい根や枯れた根などを切り取る。 |
◇ |
水で根から土を落とすして洗い、水を吸わせる。 |
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植え付け・植え替え適期 |
【11月末 ~ 2月】 |
※ |
適期以外でも、根鉢をくずさなければ植え付け可能。 |
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