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八重咲きで薄ピンク色の花を上を向いて咲かせる。
横に大きくはならず、細長い樹形になる。 |
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Cerasus serrulata ‘Erecta’ |
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開花期は遅咲きで4月下旬。
狭い場所でも植え付け可能で、比較的一般の庭に向いている品種とされる。 |
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3mほどの低木で枝も横に広がらないので、一般家庭向けの落葉樹。
薄ピンク色の花を下向きに咲かせ、花期が長い。 |
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カンヒザクラとマメザクラの交配により作られた品種で、花はマメザクラに似る。 |
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イギリスでサクラ研究家のイングラム(Ingram)により1947年に作出される。 |
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八重咲きで、葉の色と同じ淡い緑色をした花を咲かせる。(濃い緑色の筋が入る。) |
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Cerasus serrulata ‘Gioiko’ |
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開花期は遅咲きで4月下旬頃。 |
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薄いピンク色の花をつける。
あまり大きくはならないので、一般家庭向きの品種とされる。
切花としてもよく使用される。 |
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シナミザクラの台木にコヒガンザクラ〔小彼岸桜〕を接ぎ木して出来た品種。 |
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4月に淡いピンク色の花を咲かせる。
小型で多くの花を咲かせるので、盆栽に向いている。 |
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マメザクラの仲間とさせる。
御殿場市内で発見されたサクラ。 |
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サトザクラとは、古くから身近なサト(里)近くに植えられていることから呼ばれるようになったサクラで、特定の一つの品種名ではない。 |
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オオシマザクラを主として、ヤマザクラ、オオヤマザクラなどを交配して品種改良された園芸品種の総称。 |
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オオシマザクラの特徴を受け継ぐものが多いとされるが、一重咲きや八重咲きの他、花色のや香りなどバラエティに富んだ多くの品種がある。 |
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サトザクラの仲間には、ウコン〔鬱金〕、オムロアリアケ〔御室有明〕、カンザン〔関山〕、ショウゲツ〔松月〕などがある。 |
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八重咲きで、白色に近い淡いピンク色の花を咲かせる。
桜の中でも小型なので、家庭栽培に向いている。 |
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Cerasus subhirtella ‘Autumnalis’ |
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開花期は10月~12月と4月上旬の2回。 |
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春に咲く花は秋の花よりも大きい。
秋から冬に咲く花は、小さいがずっと咲き続ける。 |
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名前の由来 ・・・ ジュウガツザクラ 〔十月桜〕 |
10月に花を咲かせることによる。 |
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ソメイヨシノは日本全国に広く植栽されている桜であり、桜の代名詞的存在ともいえる桜の園芸品種。
生長が早く、葉より早く芽吹いて開花する花が大型で美しいので好まれている。 |
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Cerasus ×yedoensis ‘Somei-yoshino’ |
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暖かい春になると、葉が芽吹くより早く花を株全体にいっせいに咲かせ、樹木を覆いつくす様は圧巻。
開花期は3月末~4月上旬で、花期は約1週ほど。 |
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花は一重で、色は白に近い薄いピンク色をしている。
花が散り始めてから葉が出てくる。
若枝や葉、花部などに毛がある。 |
※ |
1つの芽から複数の柄が伸びて先端に花を咲かせる。 |
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通常は1つの芽から4個~5個の花を咲かせる。 |
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温かい地方の方が、多くの花柄を出す傾向にある。 |
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ソメイヨシノ〔染井吉野〕の親 |
ソメイヨシノの親は、伊豆半島のエドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)を親にもつ園芸品種と言われている。 |
※ |
エドシガンとオオシマザクラの性質を合わせ持つ。 |
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エドシガンの性質
→ 数多くの花を、葉が出るより咲きに咲かせる。
オオシマザクラの性質
→ 薄ピンク色の大きい花を咲かせる |
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※ |
伊豆半島では両種とも自生しているので、自然にできた雑種という説もあるが、開花期がずれていたため、自然交配を否定する説の方が有力。
一般的には、人工的に作られた交配種とされている。 |
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染井吉野の繁殖は接ぎ木により行われ、台木にはヤマザクラが使われることが多い。 |
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名前の由来 ・・・ ソメイヨシノ〔染井吉野〕 |
名前の由来には諸説ある。 |
◇ |
江戸末期に江戸在住の植木屋職人の染井(ソメイ)という人が、初めて売り始めたので、ソメイヨシノという桜の名前がつけられたという説。 |
◇ |
明治初年ごろに染井から広がり始めたという説。 |
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※ |
染井(そめい)とは、現在の駒込から巣鴨(東京都豊島区)付近の地名こと。
染井は「植木の里」といわれるほど植木がさかんであったという。 |
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ソメイヨシノの寿命 |
ソメイヨシノは他のサクラに比べて寿命が短いとされ、「60年寿命説」が言い伝えにある。
寿命が短い原因など、言い伝えの根拠は定かでないが、いくつかの説が考えられる。 |
◇ |
「成長が早いので、老化も早くなる」という説。 |
◇ |
「排気ガスや花見の宴会騒ぎなどで害を受ける」という説。 |
◇ |
「接ぎ木の台木との間に問題が起こる」という説。 |
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しかし100年以上もの長寿のソメイヨシノも存在している。 |
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Cerasus serrulata ‘Albo-rosea’ |
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八重咲きで花色が淡いピンク色から白色に変化する。 花の中の2本のメシベが小さな葉のように変化して、薄ピンク色の花にアクセントを添える独特な花を咲かせる。 |
※ |
サトザクラの仲間で室町時代から存在する歴史ある品種。 |
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開花期は4月中旬から下旬の遅咲き。 |
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名前由来 |
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フゲンゾウ 〔普賢象〕 |
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※ |
「普賢象」とは、普賢菩薩が乗った白い像のこと。
像の鼻を花にたとえ、葉化した2本のメシベを牙に見立てて名付けられたもの。 |
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Cerasus parvifolia ‘Fuyu-zakura’ |
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10月~12月の冬季と、4月の春に、白色に近い淡いピンク色の花を咲かせる。 |
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多くの桜の開花期とは異なる時期に、1年に2回も花を咲かせる。 |
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マメザクラの仲間とさせる。 |
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Cerasus spachiana ‘Pendula Rosea’ |
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ピンク色の花を咲かせる枝垂れ桜。
花期は4月。 |
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すぐに大きくはならないので、一般家庭の庭向きの品種とされる。 |
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エドヒガン系の「枝垂れ品種」の中でも、花色が濃いものをベニシダレという。 |
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枝垂れるサクラを〔糸桜〕と呼ばれ、古くから各地で栽培されている。 |
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エドヒガン系のベニシダレの仲間で八重咲きの品種。 花は小さい一重咲きよりもより華やかに見える。 |
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Cerasus spachiana ‘Plena Rosea’ |
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濃いピンク色をした大輪の花で、花びらに薄いラインがあり、下向きに咲く。
ソメイヨシノよりも少し早く開花する。 |
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名前の由来は、横浜在住の人が作った品種であることによる。 |
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ケンロクエンクマガイとカンヒザクラから生まれたもの。 |
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