小さな 園芸館
 小さな園芸館 > 植物 > サクラソウ〔桜草〕 > 栽培・管理
サクラソウ 〔桜草〕 ・・・  栽培
写真「サクラソウ〔桜草〕の花」
小さな園芸館
 花の索引 【写真一覧】
 花の索引【五十音順】
 園芸用語
 剪定の基本
サクラソウの別名
ニホンサクラソウ
〔日本桜草〕
サクラソウの特徴 サクラソウの栽培 プリムラ〔Primula〕 小さな園芸館
 サクラソウ〔桜草〕の性質
 サクラソウは、日本各地に自生するほど日本の環境に適しているので比較的栽培しやすい草花である。
しかし自生地は激減している。
自然繁殖には特殊な条件が必要とされる。
 春に発芽・成長し、素早く花を咲かせて夏には休眠するというサイクルを繰り返す。
暑さに弱く、乾燥も嫌う。
 サクラソウ〔桜草〕栽培のポイント
強い直射日光を嫌う
乾燥を嫌う
深植えする
「増し土」作業を行う
 サクラソウ〔桜草〕の栽培
栽培場所
基本的には「日当たりのよい戸外」。
夏は半日陰になる場所。
初夏から秋にかけて直射日光が避けられる落葉樹の下などが最適の場所。
鉢植えの場合は、休眠期には日陰に置く。
強い直射日光と乾燥を嫌う
 サクラソウの自生地の特徴は、春の発芽から花が咲き終わるまでは日当たりがよく、夏になると背丈の高い木や草の陰になるような場所。
 また、一年中乾燥することがなく、大雨や洪水などにより肥沃な土が堆積するような環境を好む。
そのような環境下では庭植えも可能。
鉢植えの水やり
表土が乾いたら、たっぷり与える。
乾燥をとても嫌う。
休眠期にも、水やりを行う。
肥 料
成長期に、薄い肥料を与える。
肥料分を十分に含んだ用土に植えて、あまり肥料を与えない栽培法もあるが、最近は追肥に重点を置く方法もある。
花柄摘み
花後はこまめには花柄を摘み取る。
花茎を元から切る
「増し土」作業
「増し土」とは、株元に土をかぶせて新芽を保護する作業のこと。
芽を乾燥させない為に有効な手段とされる。
鉢植えの場合は、この「増し土」を行うためのスペースを取るようにする。
増し土の高さを考慮して、通常よりもウォータースペースを多く取るようにする。
増し土の時期
【6月】
株元に来年の芽が出る頃。
 サクラソウの植え付け・植え替え
よい苗の選び方
葉の枚数が多いもの。
葉が上を向いて伸びていて、元気のよいもの。
× 葉が下にダランと垂れ下がっているものはダメ。
鉢への植え付け・植え替え
サクラソウのの植え付け・植え替えのポイント
根をくずさない。
深植えする。
鉢植えは、
 ウォータースペースに余裕をもたせる。
すり鉢状に、周囲より低く植えつける。
乾燥させないため。
新芽が出来る頃に「増し土」するためのスペースをとる。
植え付け・植え替えの適期
【11月 ~ 2月】
冬の休眠期がよいが、花が咲いた状態のポット苗を購入した場合は、根をくずさずにそのまま一回り大きな鉢に植え替える。
サクラソウに適した鉢
水もちのよい鉢。
素焼き鉢は水分が蒸発しやすいので、プラスチック製のものなどがよい。
用 土
水はけのよい土にする。
鉢植え用土
水はけと水もちのよい用土。
用土の例
4: 赤玉土(小粒)
3: 鹿沼土(小粒)
3: 腐葉土
庭植え用土
腐葉土をすき込み、水はけのよい用土にする。
緩効性化成肥料も適宜いれる。
30センチ深さに、腐葉土を混ぜこむ。
 サクラソウの株分け
サクラソウの株が、鉢いっぱいに増えてしまった時は、植え替えと同時に株分けをすて、ゆとりをもたせる。
5号鉢に5株くらいが株分けの目安。
庭植えの場合、生育の環境が適していたら特に株分けする必要はない。
小さな園芸館
 花の写真一覧
 植物の索引一覧
 剪定の基本
 水やりの基本
 用土の基本
 肥料の基本
 園芸用語 
 
 季節の花
 春に咲く花
 初夏に咲く花
 夏に咲く花
 秋に咲く花
 冬に咲く花
 
 年間の花こよみ
 1月に咲く花
 2月に咲く花
 3月に咲く花
 4月に咲く花
 5月に咲く花
 6月に咲く花
 7月に咲く花
 8月に咲く花
 9月に咲く花
 10月に咲く花
 11月に咲く花
 12月に咲く花
 
 花の色
 白い色の花
 赤い色の花
 青い色の花
 黄色い色の花
 紫色の花
 ピンク色の花
 オレンジ色の花
 
 剪 定
 剪定の種類
 剪定の時期
 不要枝の剪定
 木の特性
 花木の剪定
 実樹の剪定
 剪定の目的
 
HOMEページ「小さな園芸館」
サクラソウの特徴 サクラソウの栽培・管理 セイヨウサクラソウ〔西洋桜草〕 小さな園芸館
 当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断使用はご遠慮ください。
(c) 2006 A Pretty Garden ALL Rights Reserved.