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サンゴバナの英名は、花を鳥のフラミンゴに見立ててフラミンゴプランツ(Flamingo plant)という。
茎の先端にピンク色の細長い唇形の(フラミンゴのような)花が集まり、次々と花開いていく。
花冠は長さ7cm前後で、まとまって咲くと、かなり豪華になる。
外見に似合わず、性質は頑強で、手入れの楽な植物。 |
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名 前 |
サンゴバナ 〔珊瑚花〕 |
英 名 |
Flamingo plant(フラミンゴプランツ) |
類 別 |
キツネノマゴ科 [Acanthaceae]
ジャスティシア属 [Justicia] |
学 名 |
Justicia carnea |
性 質 |
半耐寒性 常緑 小低木 |
原産地 |
ブラジル |
用 途 |
鉢植え、 地植え |
開花期 |
5月 ~ 10月 |
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※ |
強健で、うまく慣らせば耐寒性も強くなる。 |
※ |
本来は四季咲性なので、温室栽培などでは周年開花する。 |
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高さは約30㎝~2mほどで、よく枝分かれして大きな葉を茂らせる。
葉の形は、先端がとがった少し長い卵形をしていて対生する。
葉の表面は光沢のある暗緑色、裏面は淡暗紫赤色。 |
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非常に繊細で薄い葉で、少し触れただけで傷んだり破けたりする。 |
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葉の表(おもて) |
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葉の裏 |
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サンゴバナ〔珊瑚花〕 - 和名 |
サンゴバナのピンク色の花が、珊瑚のようみ見えることによる。 |
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Flamingo plant(フラミンゴプランツ) - 英名 |
直訳は「フラミンゴ植物」で、ピンク色の花を鳥のフラミンゴに見立てたもの。 |
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性質は強健。
熱帯性植物として扱われるが、うまく慣らせば越冬も可能。(関東以南) |
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栽培場所 |
日当たりと風通しのよい場所。 |
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【夏】 半日陰の場所。 |
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【冬】 室内の日当たりのよい窓辺。 |
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鉢植えの水やり |
表土が乾いたら、たっぷりあたえる。
夏は毎日水やりする。 |
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剪 定 |
自然と樹形が整うので、混み入った枝を整理する程度でよい。
株が大きくなりすぎたら、新芽の上から切り戻しをして樹形を整えるようにする。 |
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花季が終わった後は、強剪定することも可能。
→ 切り取った茎は、挿し木に利用できる。 |
※ |
花季に剪定を行うと、その後すぐには花芽がつかなくなる。 |
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花柄摘み |
花が終わると、花びらがしおれたように元気がなくなり、やがて変色して花穂にゴミのように絡み付く。
見苦しいので、花後は花柄摘みを行うようにする。 |
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病害虫 |
強い。 |
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植え付け・植え替え |
4月頃が適期。 (花季の前) |
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繁 殖 |
サンゴバナの繁殖は挿木により行う。
適期は、初夏。 |
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