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花の特徴 |
枝先にフリルの様なヒラヒラした団扇形の6枚の花びらをつけた花を多数咲かせる。
花の直径は約3cmほど。
花の色は紫がかった紅色が一般的であるが、園芸品種も多く、白・淡桃・濃桃・紅・紫紅色など様々あり、八重咲きもある。 |
開花時期 |
【7月 ~ 10月】 |
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ヒャクジツコウ〔百日紅〕という別名があるように、長期間花を咲かせ続ける。 |
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花の終わり頃になると花色が衰え、少しずつタネが作られていくが、遠めには相変わらずきれいな花のままに見える。 |
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実の特徴 |
楕円形の果実で、中に小さな種子が沢山入っている。 |
果実時期 |
【10月 ~ 11月】 |
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樹木全体の花が終わりきらないうちから、タネをつけ始め、最終的には茶褐色になる。 |
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木の特徴 |
幹は真っ直ぐに伸びることもあるが、曲がって成長する傾向がある。
樹肌はツルツルで、淡い褐色に縞模様が入っている。 |
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ツルツルした木肌 |
木が成長すると、薄い樹皮がいっせいにはげ落ちて新しい樹皮に代わる。
そのため、幹の表面がツルっとした滑らかな肌触りの木肌になる。 |
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樹皮がツルツルなのは、ツル植物が巻きつくのを防ぐ為ともいわれる。 |
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特に1~2年ほどの若い枝は樹皮がはげやすい。 |
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一般的な樹木は、成長して幹が太くなると、樹皮の一部が裂けるので隙間ができていく。 やがて隙間周辺の樹皮が剥がれ落ちて新しい樹皮に代わる。
そのため、幹の表面がデコボコになりやすい。 |
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サルスベリの品種 |
サルスベリの仲間は焼く30種類ほどあるが、最近よく流通しているのは園芸品種が多い。
花色も豊富で、紅色、ピンク色、白色、紫色などがある。
また、小型で鉢植えに向いているタイプのものもある。 |
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一般的なサルスベリは、成長が早くすぐに大きくなってしまう。
3m~9mほどに成長する。 |
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木の利用 |
木は腐りにくいことから、床柱やカヌーなどに用いられる。 |
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