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シャコバサボテンは丈夫な植物なので管理はそれほど難しくないが、花を咲かせるにはコツがある。
シャコバサボテンの花を毎年たくさん咲かせることが出来れば園芸が上手だともいわれる園芸家の登竜門とされる植物。 |
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屋外での冬越しが難しいので、鉢植え栽培するのが一般的。 |
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白い花の品種は、赤い花に変化しやすい。
(十分な肥料と温暖な気温が必要。) |
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栽培場所 |
日当たりと風通しのよい場所に置く。
温度変化に弱いので、1日の温度変化が少ない方がよい。 |
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【春】~【夏】~【秋】 ・・・ 成長期 |
戸外の日当たりのよい場所。 |
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夏の直射日光にはやや弱い。 |
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蒸れに弱いので、風通しのよい場所に置く。 |
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【冬】 【開花期】 |
室内の日当たりのよい場所。 |
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5℃くらいになったら、室内に取り込むようにする。
昼間は明るい窓辺に置き、夜は冷える窓辺から離す。
暖房機の近くには置かないようにする。 |
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花の咲いた鉢を暖かい場所に置くと、花が早く咲き終わってしまう。
涼しい場所に置いた方が、長く咲いてくれる。 |
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【夏】 … 風通しの良い半日陰に置く。 |
【冬】 … 霜にあてないようにする。 |
【開花期】 |
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花のつぼみが出来たら、大きくなるまで環境を変えないようにする。 |
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花のつぼみが出来てから室内に移動するなど環境を変えると、つぼみが落ちてしまうことがある。 |
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水やり |
水のやり過ぎに注意する。 |
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加湿や蒸れに弱い。 |
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葉が赤黒くなってきたら、根腐れの恐れがある。 |
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【春~初夏】 |
表土が完全に乾いてから、水やりする。 |
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【夏】 |
水やりは控えめにする。 |
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8月頃に1ヵ月ほど水を控えると、つぼみがよくつくようになる。 |
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【秋】 |
花芽が出来たら、普通に与える。 |
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乾燥すると花が落ちやすいので、霧吹きで乾燥を防ぐようにする。 |
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【冬】 休眠期 |
控えめに与える。 |
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7日~10日に1度くらいの水やり。 |
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夜間に水分が残らないように気を付ける。 |
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乾燥すると花が落ちやすいので、霧吹きで乾燥を防ぐようにする。 |
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肥 料 |
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【春~初夏】(3月~7月) ・・・ 成長期 |
緩効性化成肥料 → 月に1回 (6月頃まで)
液体肥料 → 月2~3回 |
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【夏・秋・冬】 |
肥料は与えない。 |
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高温多湿の夏に肥料を与えると、根腐れする恐れがある。 |
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秋に肥料を与えると、生育旺盛になり過ぎて花つきが悪くなる。 |
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葉摘み |
花芽が出来る頃に不健全な先端の葉(茎)を全て摘み取っておくと、すべての葉先に花が咲くようになる。 |
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葉と呼んでしまうが、正式には茎に該当する。 |
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シャコバサボテンの花芽は茎の先端に出来るが、充実した健康な茎でなければつぼみが出来ない。 |
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葉摘みのコツ |
手でつまんで、くるりと回すと簡単に取れる。 |
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1センチ以下の、小さくて未熟な赤い色をした茎を取る。 |
◇ |
虫に食われて花芽のできる先端が欠けているもの。 |
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葉摘み時期 |
【9月下旬 ~ 10月下旬】 |
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花芽の出来る前。 |
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時期を間違えると、花芽のつく葉を取る恐れがある。 |
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花柄摘み |
花後には早めに花柄摘みをする。 |
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