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セイヨウジュウニヒトエ 〔西洋十二単〕
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 セイヨウジュウニヒトエ〔西洋十二単〕とは
セイヨウジュウニヒトエは、シソ科キランソウ属の中でも一番馴染み深く広く一般的に見られる多年草であるが、別名が多く名前がまぎらしくもある。
ジュウニヒトエ
単にジュウニヒトエと呼ばれることもあるが、正式には日本の山地に自生するもののことをジュウニヒトエという。
アジュガ
アジュガと呼ばれることもあるが、これはキランソウ属のラテン名のことでもある。
 しかし属名を意味する時はキランソウ属といい、アジュガと呼ぶ時はセイヨウジュウニヒトエでこと時が多い。
キランソウ
草原などに自生するキランソウと呼ばれるものもあるが、これは属名ではなくそう呼ばれる品種がある。
 外観が似ているので混乱する場合もあるが、やはり別物。
名 前  セイヨウジュウニヒトエ 〔西洋十二単〕
別 名  ツルジュウニヒトエ、 セイヨウキランソウ、
 アジュガ、 ヨウシュジュウニヒトエ
類 別  シソ科 [Lamiaceae] 
 キランソウ属 [Ajuga]
学 名  Ajuga reptans
性 質  多年草
原産地  北米
開花期  4月 ~ 5月
セイヨウジュニヒトエはヨーロッパ原産の園芸品種であるが、丈夫な植物で野性化しているところもある。
キランソウ属の中には似たような植物もあり、名前とともによく混乱する原因となっている。
花壇などでよく栽培されているが、キランソウ、ジュウニヒトエといわれているものも、ほとんどはセイヨウジュニヒトエであることが多い。
花の特徴
春になると株の中心から花茎がスルスルと伸びてくる。
花茎が10~30センチほどの高さになると、苞葉の間から青色の花をいくつも咲かせる。
唇形の花はきれいで魅力的であるが、小さいくて青い色も葉茎などにしっかり馴染みすぎてあまり目立たない。
草の特徴
冬季は地面にはりついてロゼッタ状になり、寒さに耐えながら冬越しする。
春になると葉が立ち上がり、花茎をスルスルと伸ばして花を咲かせる。
花後にはつるを伸ばしていき、いくつもの節から葉と根を出し、適当な場所があれば新しい株となって増えていく。
丈夫で繁殖力もありことから、グランドカバーとして好まれている。
在来種のジュウニヒトエは、そのような増殖はしていかない。
 名前の由来
セイヨウジュウニヒトエ〔西洋十二単〕  - 和名
セイヨウジュウニヒトエは北米原産であるが、日本に自生するジュウニヒトエ〔十二単〕とよく似ているために、セイヨウとつけられたもの。
西洋 → 西洋から渡来したものであることによる。
十二単 → 花が重なって咲く様を、十二単に見立てたもの。
  ※十二単とは、平安時代の女官の正装のこと。
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