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ジシバリに似た植物はいくつかあるが、オオジシバリはとてもよく似ていてる。
ジシバリよりも大きいから「大」がついてオオジシバリになったものであるが、実際に見るとそれほど大きな違いが感じられないこともある。 |
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葉の形が異なるので、すぐに判別できるが、葉が小さいうちは専門家でも判別が困難になるという。 |
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オオジシバリ 〔大地縛り〕 |
[ I. debilis A. Gray]
別名 : ツルニガナ 〔蔓苦菜〕 |
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ジシバリと似ているために、よく比較される。
全体的にジシバリも少し大型である。
(個体差もあるため判別が難しいこともある。)
特に花がジシバリと瓜二つというほどよく似ている。
花の大きさは約3cmほどで、花茎が葉より高く、10~20cmほどに成長する。
ジシバリと決定的に異なるのが葉の形で、細長いへら形で大きなのこぎり型に切れ込みがある。 |
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ランナー(走出枝)はジシバリほど伸びない。 |
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ジシバリよりも湿った場所を好む。 |
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開花時期 |
【4月 ~ 5月】 |
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ハマニガナ 〔浜苦菜〕 |
白い地下茎が、地上ではなく、砂の中(奥深く)ではっていく。
地中深くから葉を伸ばし、先の葉だけを地表に出している。
花はジシバリに似たい黄色いはなを咲かせる。 |
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日本各地の海岸の砂地に生える。 白い花を咲かせる「シロハマニガナ」もある。 |
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開花時期 |
【4月 ~ 10月】 |
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カワラニガナ 〔河原苦菜〕 |
葉が細かい線の形をしていて、根元から多く立ち上がって生えている。
花はジシバリに似たい黄色い花を咲かせる。 |
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中部地方以北の河原などに生える。 |
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開花時期 |
【4月 ~ 8月】 |
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ニガナ 〔苦菜〕 |
葉は細長く、花茎も30~50cmくらいにヒョロヒョロと伸びて枝分かれいていく。
黄色い頭花は小さくて、花びら5枚ほど。 |
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開花時期 |
【5月 ~ 7月】 |
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名前の由来 |
茎や葉に、苦味のある乳液をもつことによる。 |
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