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　 タニクショクブツ〔多肉植物〕の種類

　葉や茎・根などに水分をたくわえる性質のある植物を多肉植物と称するため、多肉植物という特定の植物が損存在するわけではなく、植物分類の「科」や「属」の枠を超えて多肉植物と呼ばれる多くの植物が存在する。

※	「原種」だけで１万種以上、さらに園芸改良品種も無数に存在する。
※	サボテン科に属する植物は、一般的に別扱いにされている。

外観による分類

多肉植物を外観により大きく分類すると、いくつかの特徴に分けることが出来る。

※	どれにも該当しない例外も多数ある。

◇

花びらが重なる様に、放射状に広がる葉で、大きく育つ。

※	アガベ属、アロエ属、エケベリア属、センペルビブム属、ハオルシア属、など。

◇

茎が伸びて、その先に多肉の葉が付く。

※	アエオニウム属、など。

◇

小さな葉が沢山ある。

※	アドロミスクス属、クラスラ属、グラプトペタルム属、セダム属、セネシオ属、パキフィツム属、など。

◇

全体にトゲがあり、サボテンに似ている。

※	フエルニア属、ユーフォルビア属、など。

◇

小さな球状の葉などが群生する。

※	コノフィツム属、リトープス属、など。

◇

大きな球状になる。

※	ガステリア属、プレイオスピロス属、など。

◇

その他。

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