小さな 園芸館 
 小さな園芸館 > 植物 > ウメ〔梅〕> ウメの病気
ウメ 〔梅〕
写真「ウメ〔梅〕の花」 写真「ウメ〔梅〕の花」
小さな園芸館
  花の写真一覧
  植物の索引一覧
  園芸用語
  剪定の基本
ウメの特徴 ウメの詳細 ウメの栽培 ウメの害虫 ウメの病気 梅干の作り方 冬に咲く花
 ウメ〔梅〕の病気
 ウメに被害を及ぼす病気は数多く存在する。
樹木を枯らすほどの深刻な状態になるのはまれであるが、株を弱らせたり外観を損なう恐れがあるので対処する必要がある。
果実を損なう病気もありが、果実収穫を目的とするには薬剤を使用するのはためらわれる。
ウメの主な病気
ウドンコ病
カイヨウ病
クロホシ病
シュクヨウ病
ウメ果実のヤニ
 ウメ〔梅〕の主な病気の対処
ウドンコ病
白い粉のようなものが葉につく。
すぐに異常が発見できる。
発生時期
【4月 ~ 9月】
対処法
日当たりと風通しのよい場所で栽培して病気予防に努める。
被害を受けた枝ごと取り除く。
白い粉だけ取ろうとすると拡散する恐れがある。
触れた手袋や道具は消毒する。
被害が多い時は薬剤散布する。
カイヨウ病
葉や枝、果実などに黒いシミを発生させる。
細菌によりもので、被害が進むと穴をあけてしまう。
見た目も悪いが、果実の味を損ねて食用利用できなくなる。
発生時期
【4月 ~ 9月】
対処法
日当たりと風通しのよい場所で栽培して病気予防に努める。
一般的な薬剤ではあまり効果がないとされる。
複数株のウメを栽培している場合は、菌が拡散しないようにする。
黒星病 (くろほしびょう)
果実に黒い斑点がつく病気で、外観を損ねる。
見た目も悪いが、果実の味には影響がないという。
発生時期
【4月 ~ 6月】
対処法
日当たりと風通しのよい場所で栽培して病気予防に努める。
被害が大きい時は、薬剤散布する。
果実利用するばあいは、薬剤使用は4月上旬くらいまでにとどめる。
縮葉病 (しゅくようびょう)
新芽の葉が縮れたようになる。
時間経過とともに葉色が紅色→白っぽい灰色→褐色→枯死していく。
多く発生すると木へのダメージが大きい。
発生時期
【4月 ~ 5月】
対処法
日当たりと風通しのよい場所で栽培して病気予防に努める。
被害が大きい時は、薬剤散布する。
12月頃。
ウメ果実のヤニ
 ウメの果実に、やや褐色斑点のへこみが出来たり、ヤニが出ることがあるが、これは病原菌によるものではなく病気とは区別されている。 
乾燥しすぎたり、果実に直射日光が当たるとか、土壌にホウ素が足りない時などに発生しやすいとされる。
小さな園芸館
 花の写真一覧
 植物の索引一覧
 剪定の基本
 水やりの基本
 用土の基本
 肥料の基本
 園芸用語 
 
 季節の花
 春に咲く花
 初夏に咲く花
 夏に咲く花
 秋に咲く花
 冬に咲く花
 
 年間の花こよみ
 1月に咲く花
 2月に咲く花
 3月に咲く花
 4月に咲く花
 5月に咲く花
 6月に咲く花
 7月に咲く花
 8月に咲く花
 9月に咲く花
 10月に咲く花
 11月に咲く花
 12月に咲く花
 
 花の色
 白い色の花
 赤い色の花
 青い色の花
 黄色い色の花
 紫色の花
 ピンク色の花
 オレンジ色の花
 
 年間の園芸作業
 1月の園芸作業
 2月の園芸作業
 3月の園芸作業
 4月の園芸作業
 5月の園芸作業
 6月の園芸作業
 7月の園芸作業
 8月の園芸作業
 9月の園芸作業
 10月の園芸作業
 11月の園芸作業
 12月の園芸作業
 
 剪 定
 剪定の種類
 剪定の時期
 不要枝の剪定
 木の特性
 花木の剪定
 実樹の剪定
 剪定の目的
 
HOMEページ「小さな園芸館」
ウメの特徴 ウメの詳細 ウメの栽培 ウメの害虫 ウメの病気 梅干の作り方 冬に咲く花
 当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断掲載をお断りします。
(c)2006- A Pretty Garden ALL Rights Reserved.