名 前 |
ロウバイ 〔蝋梅〕〔蠟梅〕〔臘梅〕 |
別 名 |
カラウメ 〔唐梅〕、 ランウメ 〔蘭梅〕 |
英 名 |
Winter sweet |
類 別 |
ロウバイ科 [Calycanthaceae]
ロウバイ属 [Chimonanthus] |
学 名 |
Chimonanthus praecox |
性 質 |
落葉性 広葉樹 低木 |
原産地 |
中国 (南部) |
用 途 |
庭植え、 コンテナ栽培、 生け花、 茶花 |
花言葉 |
「先導」 「先見」 「ゆかしさ」 「慈しみ」 |
開花期 |
1月 ~ 2月 |
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※ |
江戸時代初期に、中国から日本へ渡来する。
その後にイギリスへ輸出され、 Winter sweet と呼ばれるようになる。 |
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江戸時代初期に、中国から日本へ渡来する。 |
※ |
11月頃から咲く、早咲きもある。 |
※ |
ロウバイは、花の中心が少し赤みを帯びている。
ソシンロウバイは、花全体が黄色い。
(よく見かけるものは、ソシンロウバイが多い。) |
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花の特徴 |
花の大きさは2cmほどで、葉より先に花が咲き、細い枝に沢山の花を咲かせて株ぜんたいを薄黄色く染める。
花びらは華奢で繊細な薄黄色をしていて、花びらとがくの区別がはっきりしていない。
一般的なロウバイは、花の中心が暗紫色をしているものであったが、中心の花びらも淡黄色から白色のものが人気があり、こちらの方が一般的になりつつある。 |
※ |
花全体が黄色いロウバイをソシンロウバイ〔素心蝋梅〕という。
ソシンロウバイからも生まれた園芸品種も多くある。 |
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花の香りがとてもよい。 |
ロウバイは、満開になると、上品な薄甘い香りを漂わせる。 |
※ |
英名のWinter sweet そのものの香しい花木。 |
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木の特徴 |
ロウバイの木は2m~4mほどの高さに成長する。
葉は大きな卵形で、花の終わる頃に対になって出てくる。
また若い木ほど、枝をよく伸ばす。 |
※ |
きれいな樹形に保つのは難しく、花が終わると粗雑な感じがする。
しかし老木になると落ち着いてくるという。 |
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ロウバイ〔蝋梅〕 - 和名 |
名の由来には諸説ある。 |
◇ |
ロウバイの花びらが蝋細工のような質感があることによる。 |
◇ |
花の色が蜜蝋に似ていることによる。 |
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※ |
蜜蝋(ミツロウ)とは、ミツバチから分泌されるミツバチの巣の主成分のこと。 |
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◇ |
朧月に咲くことによる。朧 |
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※ |
臘月とは、陰暦の12月のこと。
(新暦ではおよそ1月くらいに相当する。)
ただし、この説によれとロウバイの漢字は「蝋梅」や「蠟梅」ではなく、「臘梅」というのが正しい漢字になる。 |
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◇ |
中国名の「蝋梅」の音読みがそのまま和名になったもの。 |
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カラウメ 〔唐梅〕 - 別名 |
中国(当時の唐)の国からきたことから唐梅と呼ばれたもの。 |
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Winter sweet - 英名 |
直訳の通り、冬に花咲く香りのよい花という意味。 |
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