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アブラムシの繁殖力の強さは驚異的で、短期間に物凄い勢いで増殖する。
生まれてから1週間ほどで子を産むようになり、1ヵ月ほども産卵し続ける。 |
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アブラムシの翅(ハネ) |
通常のアブラムシは翅(はね)を持たないが、翅を持つ子が生まれてくることがある。 |
翅のないアブラムシ |
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アブラムシは繁殖力が強く、群がる性質があるので、せまい場所にぎゅうぎゅう詰めの状態でいることが多い。
その為、翅が邪魔になるので、翅のない個体が多いと思われる。 |
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翅のあるアブラムシ |
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超過密状態になったり、植物が衰弱してきたりすると、子孫ともども生き残る可能性が低くなってくる。
そういう状態になると、翅のあるアブラムシが生まれてくる。
親が産み分けをしているのかもしれないが、翅を持ったアブラムシは新たな新天地に旅立って行く。 |
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翅のあるアブラムシはスマートな体型のものが多く、翅のないずんぐり型と同じ品種とは思えないものもある。
→ これがまた、アブラムシの品種確定が難しい理由となっているる。 |
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アブラムシの好む色 |
空中飛行するアブラムシは、色により着地判断するという説がある。
アブラムシの最も好む色は「鮮やかな黄色」で、次に「黄緑色」や「オレンジ色」を好む。
逆に、白色にはほとんど寄り付かない。 |
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アブラムシの好む色は、新しい葉やウリ類・トマトの花などの色に多い。
→ 新葉は黄緑色、ウリ類・トマトの花は黄色のものが多い。 |
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他の昆虫には、白色が好きなものもいる。 |
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