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ダンゴムシの体長は大人になると約1センチほどになる。
頭部に1対の触角があり、少し光沢のある暗褐色または紫黒色をしている。
日の当たらない湿気のある場所を好み、庭や花壇、畑などの枯葉や石の下などに住んでいる。 |
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夜になると活発に活動するが、日中でも石や鉢などを動かしたり、落ち葉を掃除したりすると発見することが出来る。 |
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多くは地表にいるが、高い木に登っていくものもある。
時々、草の先端に留まっているダンゴムシもよく見かける。 |
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タマゴはおなかの中で返す性質がある。 |
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ダンゴムシは触ると団子状に丸くなる |
ダンゴムシは人に触わられたり、何らかの刺激を受けると、体を丸めて球体になる。 |
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これは危険を回避する為だと考えられている。 |
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個体差があるが、かなり強い力で、丸くなる直前に紐などをはさむと、吊り下げる事が出来る。 |
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2回に分けて脱皮を行う |
ダンゴムシは脱皮を行うが、最初に体の後ろ半分を脱皮して、次に前の半分を脱皮する。
この間数日を要するので、時々体の半分が白くなっているダンゴムシを見かけることがある。 |
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ダンゴムシとの共存 |
ダンゴムシは自然界の清掃屋としての役割が大きいので、むやみに駆除するのも問題がある。
ダンゴムシに滞在してもらって助かっている事も多々あるので、大量発生を防ぎ、大切な植物のみ保護するようにしたい。 |
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ちなみに、ダンゴムシ専用の薬剤が各種販売されてはいる。 |
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ダンゴムシの大量発生を防ぐ |
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湿気を好むので、ダンゴムシにいて欲しくない場所では、湿気がこもらないように注意する。 |
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落ち葉や未熟な腐葉土などを取り除き、地表をきれいに保つ。 |
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ダンゴムシのエサが豊富にあると、大量発生する。 |
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落ち葉などは、広い庭なら一箇所に集め、スペースがなければポリバケツなどに入れて堆肥にする。
(未熟な腐葉土の状態では地表に置かないようにする。) |
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