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デュランタ
写真「デュランタの花」
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 デュランタとは
しだれて伸びる枝先に、紫色の花を多数咲かせる夏の花。
20年ほど前に観葉植物として渡来したが、花つきのよい品種が改良されると、夏の花として人気が出てきた。
熱帯地方では、庭木や生垣などに使われている。
名 前  デュランタ
別 名  タイワンレンギョウ〔台湾連翹〕、 ハリマツリ〔針茉莉〕
英 名  Duranta
類 別  クマツヅラ科 [Verbenaceae] ハリマツリ属 [Dudanta]
学 名  Duranta repens L
性 質  半耐寒性 常緑/落葉 低木
原産地  熱帯アメリカ
用 途  庭植え、 鉢植え
熱帯アメリカ原産なので、基本的には暑さにつよく・寒さに弱い。
フロリダ、西インド諸島、メキシコからブラジルの熱帯アメリカ。
しかし、斑入り葉や黄色系の薄い色の葉をした品種のものは、強い日差しで葉焼けをおこすこともある。
また、ある程度の寒さに強く、落葉して越冬するものもある。
3mほどの高さに成長し、枝の先端はしだれやすい。
丈夫な性質で栽培しやすい。
開花時期
【7月 ~ 9月】
果 実
球形で熟すと黄色となる。
アルカロイドを含有していて、ボウフラの防除に利用される。
品 種
 タカラヅカ 〔宝塚〕
紫色の花びらに白い縁取りのある花を咲かせる。
花つきがよく、一般的によく見られる代表的なデュランタの品種。
タカラヅカの登場により、観葉植物から花を楽しむ植物となった。
 アルバ 〔Alba〕
白色の花を咲かせる。
 バイオレット
薄紫色の花を咲かせる。
 ブルーリボン
斑入りの葉。
タカラヅカの斑入り。
 ライム 〔Lime〕
新しい葉がライム・グリーン色をしている。(薄緑色)
花つきは悪いが、観葉植物として楽しめる。
夏の直射日光には弱い。
写真「デュランタの花」
 デュランタの栽培
日当たりのよい場所を好む。
斑入り葉や薄い色の葉をもつものは、夏の直射日光などで葉焼けする恐れがある。
基本的には、日当たりが悪いと花つきが悪くなる。
丈夫で手間いらずで、栽培がやさしい。
生育旺盛なので、剪定をしないと粗雑な感がする。
水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりと水を与える。
夏は、水切れに注意する。
肥 料
夏の間は肥料をやらない。
花の蕾が出来始めたら頃に即効性の化成肥料を与える。
蕾が出来る前に肥料をやると、茎葉の生育が旺盛になり、花つきが悪くなる。
剪 定
生育旺盛なので、放任していると粗雑な感じになってしまう。
刈り込みには強いので、思い切って剪定できる。
最低限、花穂の元から切る。→ 花柄摘み。
枝を短く切ると、新芽が伸びて枝分かれしていく。
枝が混みすぎたら、整理する。
コンパクトに楽に手入れをするには「スタンダード仕立て」がよい。
通常は花後に切り戻しをするが、きれいに整枝したい時は2~3ヵ月おきに手入れをする。
植え替え
1年~2年に1回行う。
植え替え適期
【4月下旬 ~ 5月】
用 土
水はけのよい土を好む。
鉢植え土壌(例)
2: 軽石砂
5: 赤玉土
3: 鹿沼土
その他、ピートモスを加えると水持ちもよくなる。(2割ほど)
繁 殖
実生または挿木で行う。
節から脇芽の出ている茎を2節切り取る。
下葉は取り除き、上の葉は半分切る。
切口はカミソリなどでスパッと切る。
清潔な土に挿す。
(小粒の赤玉土やパーキュライトなど)
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