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ハコベ 〔繁縷、蘩蔞〕
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 ハコベ〔繁縷〕とは
ハコベとは、ハコベラの名前で『春の七草』の一つとされている。
春の七草とは、
「セリ、ナヅナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」
全体にやわらかくて、よく小鳥のエサに利用される。
名 前  ハコベ 〔繁縷、蘩蔞〕
別 名  ハコベラ、 ヒヨコグサ、 スズメグサ
英 名  Chickweed
類 別  ナデシコ科 [Caryophyllaceae]  ハコベ属 [Stellaria]
学 名  Ophiopogon japonicus
性 質  多年草
自生地  世界中、 日本(全国)
用 途   雑草
 よく似たものに「ミドリハコベ」があるが、自生地が似通っている為に、どちらもハコベと呼ばれている。また、自然交配も行われていて、厳密な判別も難しくなってきている。多少の変異があっても、ハコベ類と呼んでも間違いではないらしい。
 他に「ウシハコベ」があるが、少し大型で雌しべの数が異なるなどの理由で、分けて考えられている。しかし遠めに花だけ見てもすぐには判別しにくい。
花の特徴
茎の先に約5mmほどの白い小さな花をいくつか咲かせる。
花が咲き終わると垂れ下がるが、種子ができると再度上を向いて散布する。
実際よりも花びらを多く見せている。
花弁の数は5枚であるが、深く切れ込んでいて合計10枚の花弁があるように見える。
自家受粉(ジカジュフン)することも可能。
ハコベの花は夕方に花が閉じる時に雄しべが雌しべにくっつき、受粉させるので、虫の訪問がなくても受粉出来る。
開花時期
【3月 ~ 10月】
近所では4月~6月の開花が多いが、書籍によると年中開花しているらしい。
種子の特徴
花後に種子ができるが、種子の表面に突起が多くあり、靴底などについて遠くに運ばれていく。
草の特徴
 ハコベは茎の先端に花をつけるが、花の下の節から2本の分枝(ブンシ)を出してそれぞれの先端に花をつける。
さらのそれぞれの花の下から2本の分枝を伸ばし、どんどん枝の数を増やしていく。
 茎には細かい毛が無数に生えていて、冬などの雨の少ない時期には、毛についた水滴を根元に運んで水分を吸収することができる。
 ハコベ〔繁縷〕の利用
食用利用
しばらく水につけておくと、土臭さが抜けるので、様々な食材として利用出来る。
おかゆの具にする。 → 『春の七草』で有名。
若い葉や茎を茹でて、おひたしなどにする。
サラダや汁物の実などにする。
薬用利用
茎や葉の絞り汁には、整腸作用がある。
生の葉を、もみ汁の液と一緒に貼ると、はれものに効果がある。
草を日干しにして塩と混ぜて歯ぐきをマッサージすると、歯ぐきの出血止めや歯槽膿漏に効果がある。
 名前の由来
Chickweed  - 英名
直訳は、ひよこのエサ。
→ 小鳥のエサとして利用されていることによる。
別名のヒヨコグサやスズメグサも同じ由来による。
Stellaria (ステラリア)  - 属名
Ster(星)からきた言葉。
ハコベの花を星の形に見立てたことによる。
 
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