コバンソウ 〔小判草〕 − 特徴 − 植物 − 小さな園芸館
コバンソウ 〔小判草〕
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  「コバンソウ」の花  
特 徴 類 別 詳 細 写 真
  コバンソウ 〔小判草〕
果実が実ってくると、果実である穂が黄色を帯びてくる。
黄金色に輝く様は、その名の通り、まさに小判草。
外観も名前も特徴的で、一度見聞きしたら忘れない植物。
  名前の由来
果実の様子が、小判に似ていることから。
  風媒花 (フウバイカ)
植物は、受粉する為の方法として、様々な知恵を働かせているが、鳥や昆虫などを利用する事が有名である。
そのために、美しい花や、香り、蜜などで、動物を引き寄せている。
しかしその他、花粉を風に運ばせて受粉を促す方法を選択した植物もある。
そういう方法をとる花、または植物のことを、「風媒花」という。
風媒は、他の動物に依存せず、広範囲の条件下で成立させやすい方法であると考えられる。
一方、花粉は多量で軽くて、その花粉が花粉症の原因となっているものも多い。 → 杉など。
   風媒 = 植物の花粉を風が運んで受粉を媒介すること。
   ヤナギ科、ブナ科、イネ科、カヤツリグサ科などが該当する。(杉・松・稲・麦など)
コバンソウは風媒花
コバンソウは風媒花である。
よって、美しい花や、香り、蜜などを必要としないが、偶然にも小判に似た形状をとることにより、人間の目を引く結果となった。
   
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