生育条件 |
西日が当たらない半日陰。 |
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書籍にはそうあるが、西日の当たる場所でもよく育っている。 |
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日陰でも育つが、日当たりのよい場所の方が実がよくつく。 |
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中部 〜 沖縄 |
手入れ |
丈夫で、ほとんど手入れのいらない有難い木。 |
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しいていえば、モサモサしてくるので、古い枝を間引いた方がよい。 |
実をつける為に |
花が咲いている間は、雨に当てないようにする。 → 実がならなくなる。 |
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おしべがむきだしになっているので、雨に当たると、花粉が流れ落ちやすい為。 |
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花は梅雨の頃咲いているので注意する。 |
◇ |
ハエがいない環境の良い場所では、実をつける為に人工受粉する必要がある。 |
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ナンテンの花粉はハエによって媒介されるという。 |
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→ 柔らかい絵筆や真綿などで、おしべをそっとなで回すと花粉がつく。 |
◇ |
株が老化すると、実が成熟しないまま落ちることがある。 |
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2〜3月ごろ、株分け・植え直ししてリフレッシュさせる。 |
◇ |
その他、夏場乾くと実が成熟しないとか、大株になりすぎると実のつきがよくないといわれる。 |
剪 定 |
花後に、伸びすぎた古い枝や、ひこばえを切り除く。 |
害 虫 |
病害虫に強いが、カイガラムシがつくことがある。 |
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著しい被害はないというが、やはり気がついたら取り除いた方がよい。 |
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多数の書籍に駆除方法が載っているが、薬での駆除はかなり困難とのこと。 |
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可能ならば葉や枝を切り取るか、または古い歯ブラシなどてこすり落とすのが確実。 |
植え付け |
3月下旬頃に、葉を全部切って植えかえると、よく葉を伸ばす。 |
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その他 |
実をつけた枝は、翌年は開花しない。 |
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正月の活け花として利用するとよい。 その際に、切り詰めておく。 |