ニホンカナヘビの生態 |
日春から夏にかけて、1頭のメスが約3回も産卵する。 |
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1回につき平均4個ほどの卵を土のくぼみに産みつける。 |
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1卵は白く、産卵直後は長径1.0cmの楕球型。
卵は発生に必要な水分を周囲の土壌などから吸水して倍近く膨らんで大きくなる。 |
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親の世話を受けずに約2ヶ月で全長5cm~6cmの子どもが孵化する。
子どもには色帯はなく、全身が黒褐色である。
そして約1年で大人になる。 |
出現時期 |
【5月 ~ 10月】 |
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天 敵 |
鳥類、ヘビ類など。 |
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しっぽ切り |
捕まりそうになると自ら尾を切り離して、逃げる。 |
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切り離された尾は、動き回ることにより敵の注意を惹いて、おとりの役割を果たすという。 |
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切れる位置は決まっていて、筋肉が収縮するので出血することがない。 |
尾を切り離すとメスにもてなくなる |
再生される尾は、もとの尾よりも小さくなってしまう為に、オスはメスにもてなくなるという。 |
尾を切り離すのは、一度だけ |
しばらくすると尾は再生するが、骨は再生しない。
また再生した尾は、切り離すシステムまで再生しないので、再度切り離すことは出来ない。 |
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