小さな園芸館 > 生き物 > カナヘビ > 特徴
カナヘビ
  カナヘビの写真
 トップページ
 索引【五十音順】
 索引【写真】
 園芸用語
 ベストセラー・ブック
特 徴 生き物 ホームページ
 カナヘビとは
 カナヘビ科 [Lacertidae] に属するトカゲ類の総称。
体が細長くて尾がとても長い。尾の長さは個体により異なるが、全長の約1/2~2/3以上にもなる。
 カナヘビ科には210種類ほどあり、アジア・欧州・アフリカに広く分布する。ほとんどが全長15cm~25cmほどの小型であるが、欧州やアフリカに一部の大型種もみられる。
 「ニホンカナヘビ」はカナヘビ属の代表的な種で、日本各地に分布して、ごく普通に見られる。
名 前  カナヘビ
分 類  カナヘビ科 [Lacertidae]
名前の由来 - 「カナヘビ」
 かな(金属)色をしたヘビという意味。
 HOMEページ「小さな園芸館」
 索引【五十音順】
 索引【写真】
 園芸用語
 春の花
 夏の花
 秋の花
 冬の花
 ピンク色の花
 赤い花
 白い花
 黄色い花
 青い花
 紫色の花
 オレンジ色の花
 剪定の基本
 
  カナヘビの写真 写真 「カナヘビの子ども」
とてもかわいい 子ども
 ニホンカナヘビ
 全長は約18cm~25cmで、尾は2/3以上を占める。
体の背面は褐色で、眼の後から胴の側面を尻尾まで暗褐色の帯模様が入っている。メスよりもオスの方が模様が濃いという。
 平地から低山地のやぶ・草原・耕作地・庭先などに普通に見られる。
昆虫やクモ、ミミズ、ワラジムシなどを食している。
名 前  ニホンカナヘビ
英 名  Japanese Grass Lizard
別 名  トカゲ
分 類  カナヘビ科 [Lacertidae] カナヘビ属 [Takydromus]
学 名  Takydromus tachydromoides
ニホンカナヘビの生態
日春から夏にかけて、1頭のメスが約3回も産卵する。
1回につき平均4個ほどの卵を土のくぼみに産みつける。
1卵は白く、産卵直後は長径1.0cmの楕球型。
卵は発生に必要な水分を周囲の土壌などから吸水して倍近く膨らんで大きくなる。
親の世話を受けずに約2ヶ月で全長5cm~6cmの子どもが孵化する。
子どもには色帯はなく、全身が黒褐色である。
そして約1年で大人になる。
出現時期
【5月 ~ 10月】
天 敵
鳥類、ヘビ類など。
しっぽ切り
捕まりそうになると自ら尾を切り離して、逃げる。
切り離された尾は、動き回ることにより敵の注意を惹いて、おとりの役割を果たすという。
切れる位置は決まっていて、筋肉が収縮するので出血することがない。
尾を切り離すとメスにもてなくなる
再生される尾は、もとの尾よりも小さくなってしまう為に、オスはメスにもてなくなるという。
尾を切り離すのは、一度だけ
しばらくすると尾は再生するが、骨は再生しない。
また再生した尾は、切り離すシステムまで再生しないので、再度切り離すことは出来ない。
 
HOMEページ「小さな園芸館」
特 徴 生き物 ホームページ
 当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断掲載を禁止します。
(c)2006-2008 A Pretty Garden ALL Rights Reserved.