ルリチュウレンジ - 特徴 - 生き物 - 小さな園芸館 
ルリチュウレンジ
   ルリチュウレンジは、ツツジの害虫として有名である。
  チュウレンジバチ〔幼虫〕の写真    
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ルリチュウレンジの幼虫
頭は左側
 
特 徴
 
名 前  ルリチュウレンジ
英 名  Azalea argid sawfly
分 類  ミフシハバチ科
学 名  Arge similis
 ルリチュウレンジとは
 ルリチュウレンジとは、ハバチ〔葉蜂〕の仲間で、日本には約20種産する。 ルリチュウレンジの幼虫はツツジ類の害虫として有名で、幼虫が食害しているのに放任していると、葉を丸坊主にされてしまう。食害により株が枯れてしまうこともある。葉の硬い脈筋を残して全て食べ終わると次の葉に写る。若齢のうちは群生しているが、成長するにつれて分散していく。
発生時期
【4月 ~ 10月】
 年に3回~4回発生する。
  チュウレンジバチ〔成虫〕の写真 チュウレンジバチ〔幼虫〕の写真
チュウレンジバチの成虫 チュウレンジバチの幼虫
   
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チュウレンジバチの成虫
 チュウレンジバチの成虫は2cmほどの小さな昆虫で、全体に黒色をしているが、青みがかったメタリック調の光沢がある。ハバチ〔葉蜂〕の仲間は似た様なものが多い。
 メスは、卵を葉縁の裏面に近い組織内に1粒ずつ産みつける。目視(モクシ)では卵を確認することが出来ない。
チュウレンジバチの越冬
幼虫が成長すると、地面に降りて土の中に入り込む。そこでサナギを経て成虫になる。
越冬は、サナギの状態で過ごす。
 ルリチュウレンジ の 駆除方法
幼虫の駆除
 チュウレンジバチの効率的な駆除は、幼虫の捕獲に努めるのが一番よい。
若齢幼虫は本当に小さいので眼がよくないとなかなか確認できない。しかし、葉が食害されていたり、黒いフンが葉の上に落ちていたりしたらルリチュウレンジがいると確信してもよい。成長するに従い、分散してしまうので、早期に駆除するようにする。
 幼虫を見つけたら箸などでつまんで捕殺する。 食害を受けた株が多い時や多発した場合は、薬剤散布する。 若齢幼虫の時ほど薬剤の効果が高い。
 
 
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