| 名 前 |
オオイヌノフグリ 〔大犬の陰嚢〕 |
| 英 名 |
Persian speedwell /
Large Field Speedwell /
Cat's eye (猫の瞳) |
| 類 別 |
ゴマノハグサ科 [Scrophulariaceae]
クワガタソウ属 [Veronica] (ベロニカ) |
| 学 名 |
Veronica persica Poiret |
| 性 質 |
多年草 |
| 原産地 |
ヨーロッパ ~ 西アジア、 アフリカ |
| 開花期 |
3月 ~ 5月 |
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| ※ |
| 本州~沖縄の道端、草地、河川の土手、などに自生している。 |
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オオイヌノフグリの茎は根元から枝分かれして横にはう性質があり、高さは5cm~10cmにしかならない。
しかし、繁殖力が強く群生する所も多い。 |
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| 花の特徴 |
| 早春から5月にかけて、青い小さな花を次々と咲かせていく。 花の大きさは8mm~10mmほどしかないが、少し紫がかった青い色は美しく、特に早春に青い色は浮き立つように目立ち、人目をひく。 |
| ※ |
背丈の低い葉の上に顔を出し、真上を向いて咲くので、花がよく際立つ。 |
| ※ |
濃いラインの入った花びらは、さらに花の魅力を増している。 |
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花は晴天の日の朝に開き、夕方になるとしぼむ。
そして翌日も晴天であればまた花開き、3日ほど咲き続ける。 |
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| 開花時期・果実時期 |
| 【3月 ~ 5月】 |
オオイヌノフグリの実は平たいハート型をしていて、熟すと2つに裂けてタネが出る。
1個の実には、1.5ミリほどのタネが20粒ほど入っている。 |
| ※ |
タネは遠くに飛ぶわけではなくその場に落ちるが、人の靴裏にくっついて運ばれることもあり、広く分布する。 |
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| 昆虫に多くの花粉をつける工夫 |
| 花が真上に向いて咲いている。 |
| ※ |
昆虫の止まり台に最適の様に見えるが、 |
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| → |
昆虫がとまると、花茎が曲がる。 |
| → |
昆虫が雄しべと雌しべにしがみつく。 |
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花粉が虫の体中にたっぷりつく。 |
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| 自家受粉する |
| 夕方、花びらを閉じる時に、雄しべと雌しべをつけて受粉する。 |
| ※ |
花に昆虫の来訪がなかった時でも、受粉を確実なものとする事が出来る。
→ ツユクサ〔露草〕なども自家受粉を行う。 |
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| オオイヌノフグリ 〔大犬の陰嚢〕 - 和名 |
| 近縁のイヌノフグリ〔犬の陰嚢〕よりも花が大きいことによる。 |
| ※ |
わずか8mm~10mmほどの大きさの違いであるが、2倍以上大きい。 |
| ※ |
イヌノフグリの名前の由来は果実の形によるものであるが、オオイヌノフグリの果実の形はイヌノフグリと少し異なる。 |
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| イヌノフグリ 〔犬の陰嚢〕 - 近縁種 |
| イヌノフグリは早春にピンク色の花を咲かせるオオイヌノフグリの近縁種で、オオイヌノフグリよりも全体的に少し小さい。 |
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| ※ |
イヌノフグリの名の由来は、果実の形がイヌのふぐり(睾丸)に似ていることによる。 |
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| [Veronica] (ベロニカ) - 属名 |
オオイヌノフグリの花をじっくり見ると、花の中にキリストの顔が浮かび上がって見えると言われる。
そのことから、関連する伝説の女性の名前がつけられた。 |
| ※ |
十字架を背負って処刑場に向かうキリストの顔の汗を拭いてあげた女性の名前がベロニカという。
そのハンカチにキリストの顔が浮かび上がったといわれている。 |
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