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キイロテントウ
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 キイロテントウとは
  「キイロテントウ」とは、名前どおりに黄色い色をしたテントウムシ。
体長が5mmほどしかなくとても小さいが、身体の大部分を占める翅(ハネ)が光沢のある鮮やかな黄色い色をして、とてもよく目立つ。
 幼虫も成虫も、植物にとりつく菌を食べるという変わった食性を持つテントウムシで、益虫とされている。
【菌食性】という。
(一般的なテントウムシは【肉食性】で、他に【草食性】のテントウムシもいる。)
名 前   キイロテントウ [Illeis koebelei]
分 類   テントウムシ科 [Coccinellidae]
出現時期   【4月 ~ 9月】
 鮮やかな黄色い翅(ハネ)を持ち、白い胸部の中央あたりにあるに黒い斑点とは別に、胸部の先端が透けていて、そこに黒い目が2つある。
2つの目と胸部の2つの斑点と、合計4つの黒い斑点がある。
よく目立つ方は、実際の目ではなく黒い斑点。
本物の目は、食事をしている時に胸部の先端が伸びていくので確認しやすくなる。
食物であるウドンコ病などのある木にいる。
ウゴンコ病のなりやすい木は、サルスベリ、バラ、マサキ、モミジ、カシ類などといわれているので、これらの木では発見しやすいといえる。
 キイロテントウは益虫
 多くのテントウムシは、アブラムシやカイガラムシなどを食べるいわゆる肉食であるが、キイロテントウは菌食性のテントウムシであり、幼虫も成虫も植物の葉に寄生するうどんこ病の菌(白渋病菌)などを食べる食性があり、益虫であるとされている。
幼虫も成虫もウドンコ病菌を食物とする。
それほどの希少種ではないというので、ウドンコ病菌も広範囲によく見られる病気だということになる。
  写真「キイロテントウの幼虫」 写真「キイロテントウ」
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