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オンブバッタは食草の上にいる事が多く、活発に行動したりはしない。
危険を察知した時などは、主に後ろ足で飛び跳ねて逃げようとする。
距離は結構飛ぶが、俊敏ではないので、手で簡単に捕捉することが可能。
逃げもしない事があるので、かなり鈍感な昆虫。 |
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羽で飛ぶことが出来ないともいわれているが、飛んだ目撃情報もある。 |
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食べ物 |
オンブバッタは草食性で、様々な草の葉や蕾を食べる。 |
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たいていの草なら何でもよく食べる。
園芸用の草花で特に多く発生するものは、
「インバチェンス、サルビア、ベコニア、ホウセンカ、キク」など。 |
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孵化したばかりの若い幼虫の被害は軽く、葉が少し傷つく程度であるが、大きくなるにつれて食害された草花の被害が目立つようになっていく。 |
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害虫とされている |
オンブバッタは清潔感のある昆虫で、よくよく見るとかわいらしく、(好みにもよるが)人に好感されやすい昆虫といえる。
しかしながら、大切な草花や作物を食害する害虫として駆除対象になっている。 |
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繁 殖 |
オスは、倍以上大きなメスの上に乗って交尾する。
その後もオスはメスの上に乗り続けている事が多い。 |
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他のオスからメスを守る為と考えられている。
この慣習が、名前の由来となっている。 |
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産 卵 |
土の中に細い穴を掘り、穴の底に泡の塊を作って、その中に数十個の卵を一塊にして産卵する。 |
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産卵時期 |
【10月頃】 |
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産 卵 |
土の中に細い穴を掘り、穴の底に泡の塊を作って、その中に数十個の卵を一塊にして産卵する。 |
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産卵時期 |
【10月頃】 |
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孵 化 (フカ) |
孵化した幼虫は、すぐにばらばらになり、草を食べて成長する。
変態は不完全で、幼虫は1齢幼虫の頃から成虫に似ている。 |
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しかし形が似てはいるが、ちゃんとした翅(ハネ)が出来るのは3齢以降。 |
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5~6齢で終齢を向かえ、最後の脱皮を行うと、りっぱな翅をもった成虫となる。 |
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孵化時期 |
【6月頃】 |
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