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つるの誘引 |
伸びるを枝を計画通りの樹形になる様に、棚などに軽く縛って導く作業。
樹木全体・葉の1枚1枚に、日が当たる様にしていく。 |
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枝を折らない様に注意しながら作業する。 |
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縛るものは何でもよいが、昔はワラなどが使用された。
現在は、専用の結束線もある。 |
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誘引作業の時期 |
【芽が出てから約20日後】 |
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摘 心 (テキシン) |
摘心とは、新枝の先端をけ摘み取ること。
ブドウの摘心では、指先や爪で新枝の先端をちょっとだけ摘み取る。 |
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摘心の目的は、勢いのよい枝の勢いを抑える事。 |
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摘心すると、枝の伸びが一時的に抑えられて養分が貯えられる。
その結果、養分が果実に行き渡る様になる。 |
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目強く切り詰め過ぎると、勢いのよい芽が横から伸び出てしまう。 |
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摘 芽 (テキガ) |
「芽かき」ともいう。
摘芽とは、新しく出た芽の中で不要なものを取り除くこと。
かきとる様に取る事から、芽かきともいう。 |
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芽をかきとる様に取る事から、「芽かき」ともいう。 |
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ブドウは発育が良いので、すべての芽を伸ばしてしまうと、枝が込み入ってしまう。
4月の発芽期に、2~3回に分けて作業を行う。
少し成長させてから、良い枝の候補を選ぶようにする。 |
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良い枝が選別しやすくなる為。
また、遅い霜や春の寒風などで、新芽がダメージを受ける場合もあるので、予備の枝を残しておく為。 |
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巻きひげの整理 |
不要な「巻きひげ」は、こまめに取り除く。
生育旺盛な木は、次から次へと「巻きひげ」を伸ばしていくので、大きな株になると「巻きひげ」をすべて取り除くのは大変な作業となる。 |
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巻きひげを取る理由 |
栽培農家では、すべて取り除く所が多いという。
農家が巻きひけを取り除く理由は、 |
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人の手で誘引するので、ブドウのひげは必要ない。 |
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ひげが硬くからまりつくので、剪定時などに取り除くのが大変な作業となる。 |
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ひげをそのままにしておくと、病害虫の越冬場所として利用されてしまう。 |
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葉摘み |
葉が日光をさえぎり、果実に光が届かないと、果実が色づかないことがある。
このため、果実にかかる葉を取り除く作業が必要になることがある。 |
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あまりにも混み合った葉も、風通しをよくするために整理する必要があるが、それ以前に混み入った枝を整理して重ならないようにしておく。 |
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果実の色をよくするにはは明るい光が必要 |
ブドウは、果実の着色成熟期の性質により「直光品種」と「散光品種」とに分けられる。
そして果実の着色に明るさが必要な「直光品種」のブドウは、果実の色をよくするためには邪魔になる葉を取り除く必要がある。 |
直光品種 |
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果実の着色に、明るさが必要な品種。
→ 葉ほ取り除く必要がある。 |
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コウシュウなど。 |
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散光品種 |
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果実の着色に、半日陰程度の光が必要な品種。 |
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キャンベル・アーリー、デラウエアなど。 |
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