|
選定する時期は、樹木の種類や鑑賞目的によって異なる。 |
|
|
|
落葉樹の剪定 |
落葉樹の剪定は、木が休眠している落葉期間に行うのが基本とされる。
【12月 〜 2月】 … 落葉樹の剪定適期 |
※ |
【4月〜5月上旬】【7月〜8月】の剪定は避ける。
→ 樹液の活動が活発で、樹液が流れ出てダメージを与える。 |
|
【7月〜8月】
→ 枝の幹に強い光が当たり、気が弱る。 |
|
【3月、6月、9月、10月】
→ 枝先の軽い選定なら行える。 |
|
|
|
|
常緑樹の剪定 |
常緑樹を剪定する時期には、いくつかのポイントがある。 |
【3月下旬〜4月下旬】 |
新芽が出る前。 |
【5月下旬〜6月】 |
新芽の後、新葉が落ち着いた生育期。 |
【9月〜10月】 |
軽い剪定なら可能。 |
【11月〜2月】 |
常緑樹は寒さに弱いので冬はダメ。 |
※9月〜10月、関東以南は可能。(寒い地方は控える。) |
※11月〜3月頃、寒さに強い「針葉樹」は、冬にも剪定可能。 |
真夏は避ける。 |
|
|
花木の剪定 |
花木剪定は、「花の終わった直後」に行うのが基本とされる。
本来は、次回の花芽が出来る前に剪定を行うのがよい。 |
※ |
花芽が出来てから剪定すると、その年は花も実もならない。 |
|
花芽が出来る時期のことを「花芽分化期」というが、その時期は植物により異なるので、花木を剪定する時には知っておく方がよい。 |
|
花芽分化の時期は植物により異なる |
初夏に花芽分化する植物 |
|
真夏に花芽分化する植物 |
|
秋〜冬に花芽分化する植物 |
|
年に複数回、花芽分化する植物 |
|
|
|
|
果樹の剪定 |
果実を目的とするものは、花芽・実を残す様に、樹木の生長サイクルに合わせて剪定する。 |
※ |
果実は、まず花を咲かせなければ実がならないので、花木の剪定をうまく行うようにする。
その後、果実の質を高めるために、摘花や摘果などを行うことが多い。 |
|
|